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伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
りうら
初兎
いむ
第一回男子会から数ヶ月。
三人はすっかり学校でもセットトリオとなった。
初兎
りうら
いむ
初兎とりうらが喧嘩を始め、いむがぷんすかと可愛く怒る。
ここまでがワンセットだった。
初兎
りうら
初兎
いむ
いむ
りうら
いむ
りうら
りうら
りうら
りうら
愛おしそうな笑顔で、
りうらは言った。
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
ニヤリ、と笑って挑戦的な笑みで、
初兎は言った。
いむ
りうら
いむ
初兎
いむ
いむ
いむ
わざと、明るく言った。
初兎
『まろちゃんやもんな?好きな人』
テンションを変えずに、初兎言った。
いむ
いむ
初兎
初兎
りうら
いむ
いむ
下を向いていたいむが、ガバリと顔を上げる。
その瞳には、涙が溢れていた。
いむ
いむ
いむ
『止まんなくなるじゃん!!!!』
初兎
りうら
いむ
『ほとけ、お前だよ?』
いむ
突然の二人のイケボに、いむは頬を紅く染める。
いむ
いむ
りうら
初兎
いむ
いむが、キッと可愛くもある目で二人を睨みつける。
『義理の兄弟 交際』
『義理の弟 可愛い』
「何調べとるんや…俺」
「この気持ちはしまっとかんとあかんのに…」
「可愛いと思ってまう…」
「諦めろ…この恋は叶わない…」
「血がつながってないとしても、アイツは兄弟や」
初兎
初兎
りうら
りうら
「まろも好きなんだなって」
とても悲しそうに笑って、りうらが言った。
初兎
初兎
初兎
初兎
いむ
りうら
いむ
初兎
初兎
いむ
ガチャッ
りうら
初兎
いふ
りうら
りうら
いふ
初兎
初兎
初兎
いふ
いふ
いふ
ガチャ
電話の向こうで、扉を開く音がする
失恋した二人の男子高校生の顔は、悲しそうな、だが清々しい顔をしていた。
バチャバチャ
いむ
雨でびしょ濡れになりながらも、ほとけは『愛すべき人』の元へ行くために走り続けている、
そのスピードは緩むことがなく、寧ろスピードは上がるほどだった。
ドンッ!!!
いむ
いふ
いむ
いふ
いむ
いむ
いふ
いむ
いふ
家に帰って数分。
二人の間には、沈黙が続いていた。
いふ
いふ
いむ
いむ
いふ
いむ
いむ
──【僕が今まで積み重ねてきたものが崩れる気がする】
気づいたら僕は、涙を流しながらいふくんの次の言葉を待っていた。
いふ
───「俺たちは、血が繋がっていない。 『義理の兄弟』なんや」
いむ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いむ
いむ
いむ
いむ
いむ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
僕は泣きながら、いふくんに抱きついた。
いふ
いむ
いむ
いむ
いむ
いむ
いむ
いむ
いむ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いむ
いむ
いむ
いふ
いふ
いふ
いむ
いふ
いふ
いむ
いふ
いむ
いむ
いふ
いふ
『付き合ってください。俺だけの“永遠”の姫』
いむ
いむ
そうして付き合った二人は、
お互いの気持ちが冷めることなどなく、付き合い続けていた。
諦めきれない『二人』がほとけにアタックをして
いふに睨まられるのは
また、別の話。
りうら
初兎
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉
伊琉