コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
人少ない路地裏で、タバコを吹かしながら渡された資料をめくる
今日の仕事は薬物密売
3枚目の資料を見ると、取引相手一覧があった
その中に1人、見覚えのある顔と名前があった
月光
三途春千夜とは、私と中学が同じで、かなり仲が良かった男だ
見た目はかなり変わっているがこの口の傷跡。同じ名前。多分私が仲良くしていた三途春千夜と同一人物だろう
月光
そのまま今でも連絡などを取っている仲とかだったら良かったのだが、彼は中学の途中、急に音信不通になってしまったのだ
あまりこういうことを言ってはいけないが、彼は不良だったので最悪の自体がありてっきり死んでいるのだと勝手に思っていた
月光
春千夜が私だと気づかない事を願って、指定の取引場所へ移動し始めた
月光
薄暗いな、電気は無いのか?
歩き進めていると、人影が見えた
三途
三途
三途
月光
さすがに忘れてはいなかったかー!
春千夜は私を見て目を見開き、固まっている
そりゃそうだ。昔仲良くしてた女が、反社で働いてるのだから
そんなこと言ったら私もびっくりだ、昔仲良くしてた男がヤクに手を出しているのだから
しばらく経ったあと、春千夜が口を開いた
三途
月光
また少し気まずい空気が流れる
先に口を開いたのはまた春千夜の方だった
三途
月光
月光
月光
三途
月光
三途
月光
今、春千夜の口からとんでもない言葉が聞こえた気がする
恋人?誰が?
ぽかんとした表情のまま、私は春千夜に聞き返した
三途
三途
やっぱり聞き間違えじゃなかった
コイツはしっかり恋人と言っている
私の記憶の中では、私と春千夜は付き合ってはいない
告白すらされてない
月光
月光
三途
三途
月光
三途
月光
お互い頭にハテナを浮かべながら、見つめ合う
その時、私はふと思い出した
まて、コイツに渡す予定だったヤクは大麻
大麻は必要な情報を一時的に記憶・処理する能力(ワーキングメモリ)に悪影響を及ぼす可能性があり、「偽の記憶」が作られやすくなる…という効果があったのハズ…
コイツ…
月光
三途
題名/最悪な再開の仕方をした私と春千夜が付き合うまで
夢主プロフィール 名前 宮野 月光 (みやの つきみつ) 性別 女 好き 酒 嫌い 特になし その他 反社務め 春千夜とは中学が同じで仲が良かった タバコをよく吸っているがそこまで好きじゃない
ゆっくり更新していきますのでどうぞよろしくお願いします⊂( ᴖ ̫ᴖ )⊃