雪斗
雪斗
雪斗
雪斗
北さんにだっこされた時のことを
思い出して赤面する
雪斗
雪斗
寝てしまった自分に喝をして
体育館に戻る準備をする
雪斗
雪斗
僕の寝ていた横に
紙がおいてあった
雪斗
ゆっくり休んでな。 ちゃんと布団かけなあかんよ。 部活はだいたい夜まであるから 戻っておいでな。 北信介
雪斗
優しさが心に染みる
それと同時に
雪斗
雪斗
…なんて
虫のいい話だろうか
雪斗
置き手紙をぎゅっとして
雪斗
みんなが練習している
体育館へ…
雪斗
外が茜色に染まってる
廊下を歩く足取りが
なんだか軽く感じていた
雪斗
雪斗
廊下にいたのは
ギャラリーで応援していた
女の子たちだった
雪斗
僕がゆっくり近づいていくと
1人の女の子が僕にきづいて
走ってきていた
雪斗
雪斗
パンッ!!──────
雪斗
雪斗
女子3
女子3
女子3
雪斗
女子3
僕は驚いたせいで、周りに複数の女の子が来ていたことに気づかなかった。
女子2
女子2
雪斗
雪斗
女子1
雪斗
女子1
女子1
女子2
女子2
女子3
女子1
雪斗
女子2
女子1
女子1
女子1
女子1
雪斗
"選手"でもないくせに
雪斗
雪斗
雪斗
女子2
女子2
女子1
女子1
女子1
女子1
女子3
パンッ!
雪斗
雪斗
女子2
女子2
女子3
雪斗
雪斗
サクッ…
雪斗
肌が切れたような音がした。
女子1
女子1
女子1
女子1
女子1
女子1
女子3
雪斗
笑いながら女の子たちは去っていってしまった
雪斗
雪斗
雪斗
雪斗
まだ腕だったからいいものの
腕はバレーで使うんだよなーと思いつつ
雪斗
保健室へ戻って
手当をしてから
体育館に戻ることにした。
雪斗
僕は手元にある紙を見て落ち込む
雪斗
雪斗
雪斗
雪斗
雪斗
結構根に持ってる
あの一言。
雪斗
雪斗
雪斗
悔しくて
苦しくて
涙がこぼれそうになる
雪斗
涙を抑えて
保健室に戻ろうとした時
誰かが僕の背中に触れた
雪斗
角名
雪斗
角名
雪斗
角名
雪斗
角名
角名
角名
角名
角名
雪斗
角名
角名
雪斗
角名
雪斗
角名
角名
角名
角名
雪斗
角名
角名
雪斗
雪斗
角名
雪斗
角名
雪斗
雪斗
雪斗
角名
雪斗
倫太郎さんに顔をあげられて
泣き跡を隠せなくなった
角名
雪斗
角名
角名
角名
雪斗
なんで
なんでこんなに
寂しそうな顔をするんだ
僕のことなんか
何も知らないのに。
雪斗
雪斗
角名
雪斗
角名
角名
角名
角名
角名
角名
角名
角名
雪斗
雪斗
我慢してた涙がこぼれ落ちた
角名
角名
角名
角名
角名
角名
角名
角名
雪斗
角名
角名
角名
角名
角名
角名
雪斗
角名
角名
角名
雪斗
雪斗
倫太郎さんは
僕の傷ついた腕を避けて
僕を抱きしめてくれた
雪斗
角名
雪斗
数分の時間だったけど
倫太郎さんの身体は熱くて
僕の凍ってる心を
溶かしてくれているようだった
雪斗
雪斗
角名
角名
数分の沈黙も心地良い
でも
その時間は彼によって
すぐに無くなってしまった
侑
角名
侑
侑
角名
雪斗
侑
侑
侑
侑
侑
雪斗
侑にもう片方の腕を引っ張られて
僕は保健室に連れていかれた
角名
角名
角名
倫太郎さんのしょんぼりした顔のことは
知らないまま
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!