ぼく達は、今まですれ違っていた合間を埋めるように、どちらともなく何度もキスをしながら寝室に向かった。
そして、若井に押し倒されるようにベッドに倒れ込むと、シーツから若井の匂いが香り、まるで全身若井に包み込まれているような気がして、身体が熱くなった。
なんだろこれ... 今までこんな事なかったのに。
ぼくは少し違和感を感じながらも若井を求めるように手を伸ばした。
若井
もうそんなの言わなくても分かってる癖に、意地悪そうな顔をした若井がそう言いながらぼくの目を見つめてくる。 言いたくても言えなかった言葉なのに、いざとなると恥ずかしくて口にする事が出来ない。
若井は、中々口を開かないぼくの頭を優しく撫でてきて...
若井
少しだけ不安そうな顔でそう言った。
もう、その顔はズルいよ。 さっきまで意地悪な顔してた癖に。
そんな顔されたら言うしかないじゃんか。
大森
や...なに、これ。
若井への気持ちを言葉にした瞬間、急に頭がふわふわして、周りの景色が消えて若井しか目に映らなくなってしまった。 それでも怖いと言う気持ちはなく、むしろすごく幸せに満ちているような感覚で...
若井
若井
ぼくのフェロモンにあてられた若井が欲情してるのが分かる。
どうしよう、もう若井の事しか考えられない... 身体が、若井を求めている...
大森
大森
大森
若井
大森
既に若井の手によって裸にされてるぼくは、恥ずかしいと言いながらも、仰向けの状態で足を折り曲げ体操座りのような体制になりながら、両手で後ろがよく見えるように広げてみせた。
若井
若井
大森
若井の声を聞くだけで、もう直ぐにでもイッてしまいそうなくらい、身体がビクビクと反応してしまう。
若井
ぼくの後ろに指を這わし、その入口を解すように押しながらそう言う若井に、ぼくは首を横に振る。
若井
ぼくの仕草を見て、そう聞いてくる若井に、ぼくは更に首を横に振った。 そんなぼくを見て、若井は首を横に捻る。
大森
大森
そう、ぼくがさっきからずっと欲しいのは、若井のだけ。 指なんかじゃなくて、若井のが欲しい。 ぼくは若井のモノ、若井の特別なんだってこの身体に刻み込んで欲しい。
若井
慣らしてないソコに挿れるのに躊躇う若井に、ぼくは更に言葉を続ける。
大森
若井
若井
若井はそう言うと、余裕のない顔で、指ではなく硬くなってる自分のモノをソコにあてがった。
若井のがゆっくりぼくのナカに入ってくる。 今まで感じた事のない圧に息が出来なくなりそうになる。
若井
嬉しい、嬉しい、嬉しい... 若井とひとつになれたんだ...!
大森
若井
大森
感情が高ぶって、思わず涙が溢れてくる。
若井
若井はそう言いながら、ぼくの頬を伝う涙を優しく拭い、唇にちゅっと軽いキスをした。
その後は、若井にいつも以上にイかされ...
大森
大森
大森
若井
若井
そう言うと、若井は激しくグチュグチュと音を立てながらぼくの弱いところを何度も突いてきて...
大森
若井
大森
若井
若井
大森
若井
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