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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

カイ

スタート

カイ

カイ

出かけてるのかな…さっきから物音がしないし…

カイ

部屋出てみるか

カイ

色んな部屋があるな…

カイ

ん…?

カイ

ガチャガチャ

カイ

鍵が掛かってて開けられなくなってる…

カイ

この部屋はなんの部屋なんだろ…

カイ

何も書いてないし…

カイ

カイ

(この鍵穴、随分独特な形してるんだな…)

カイ

まぁいいや。

カイ

えーと、他には…

カイ

ん…?

しにがみ

きかーん!

ぺいんと

帰ってこれたー…

トラゾー

じゃあ俺はこれ(ファイル)分析してますね。

クロノア

うん、よろしく。

カイ

あ…

カイ

え、っと…お、おかえりなさい…

しにがみ

しにがみ

新婚?

クロノア

そういうのは思っても口に出さないものなの!

ぺいんと

わざわざ来てくれたの?

カイ

えっと…扉が開く音がしたんで…

トラゾー

…ちょっと通して?

カイ

あっ…ごめんなさい

しにがみ

またご飯の時間になったら呼びますね〜

トラゾー

はーい

ぺいんと

今日何にしようかなー

クロノア

カイは何か食べたいものある?

カイ

いえ、何も…

クロノア

ふーん…とりあえずリビングに行こうか。

カイ

は、はい…

クロノア

しにがみくんこっち手伝って〜

しにがみ

これ混ぜたらいいですか?

ぺいんと

卵用意しました!

クロノア

割って溶いてくれる?

ぺいんと

了解です〜

カイ

(どうしよう…なにか手伝わなきゃ…)

カイ

あ、あの〜…

カイ

なにか手伝えることは…

クロノア

えーと、なら…

クロノア

人数分の箸と飲み物用意してくれる?

カイ

はい!

カイ

(飲み物、飲み物…)

カイ

全員お茶でいいですか?

しにがみ

うん!

カイ

分かりました…!

ぺいんと

全員いるよな?

しにがみ

いっただっきまーす!

ぺいんと

おい!

しにがみ

挨拶なんか待ってられないですよ!

しにがみ

こんなに美味しそうなオムライスなのに!

クロノア

冷めないうちに食べちゃおう。

トラゾー

それもそうですね〜

カイ

い、いただきます…

カイ

…パクッ

しにがみ

(どうだ…?)

クロノア

(口に合うといいけど…)

カイ

…お、美味しいです…!!

カイ

卵が甘いからケチャップの酸味とよく合うし…

ぺいんと

食レポ?

しにがみ

良かった〜!口に合わなかったらどうしようかと…

カイ

口に合わないなんてとんでもない!

カイ

ご飯を食べれるだけ有難いです…

クロノア

…やっぱり、生まれた環境のせい?

カイ

!!

カイ

何故それをあなたが…

クロノア

ハァ…

しにがみ

え…早くないですか?

クロノア

どちらにせよ早い方がいいでしょ。

ぺいんと

それは…

トラゾー

…一旦ご飯食べません?

トラゾー

冷めちゃいますし…

クロノア

…それもそうだね。

クロノア

改めて自己紹介するね。

クロノア

俺の名前はクロノア。日常組のボスやってます。

しにがみ

そして僕がしにがみです!日常組の幹部兼サイバー対策課のリーダー?みたいな存在です!

ぺいんと

そして俺がぺいんとで、クロノアさんに変わって日常組の表向きのボスやってるんだ。本当のボスはクロノアさんだよ。

トラゾー

そして最後に。俺の名前はトラゾーって言います。日常組の幹部やってます。

クロノア

そして俺らはあの有名なPKST団でもあるんだ。

カイ

PKST団…

カイ

どこかの資料で見た事…

クロノア

主な活動内容は宝石盗んで、それを売って得た金を貧困地域にばらまいたりしてるよ。

カイ

はぁ…

カイ

そんなすごい人たちなんですね…

しにがみ

すごいのかな…

ぺいんと

やってることは泥棒と一緒だけどな

クロノア

それで…ここからが本題なんだ。

クロノア

そうだな…この事を話すには、少し過去に遡らなきゃいけないかも…

クロノア

長くなるけど、しっかり聞いててね?

俺らには仲のいい友人がいたんだ。

4人とも仲が良くて、よく一緒にご飯を食べたり遊んだりしてたんだ。

そうして月日は流れ、俺たちはマフィアになった。

仲のいい友人も、俺らと同じでマフィアになってたんだ。

その組の名前は

「運営組」

そしてそこのボスであり、俺らの友人の名前を

「らっだぁ」 と言うんだ。

でもね、ある日を境にらっだぁは姿をくらましたんだ。

もちろん俺たちに相談もなしでね。

それがおおよそ

クロノア

5年前の話だよ

カイ

5年前…!?

クロノア

今らっだぁがどこで何をしてるかも分からない。

クロノア

もしかしたら死んだかもしれない…って思ってたんだよ。

クロノア

でも、ここに君が現れた。

カイ

僕とその…らっ、だぁ?さんと何の関係があるんですか…?

クロノア

似てるんだよ、雰囲気が。

クロノア

これは偶然なんかじゃない。

ぺいんと

姿や形も性格も何一つらっだぁとは違うんだけどなw

クロノア

でも…君なら何か情報を握ってるんじゃないかと思って。

クロノア

…ずっと、不思議に思ってたと思うんだ。

クロノア

あの時、あの館の中で…

どうして6発の銃声が鳴り響いたのか

クロノア

カイが持ってた銃の中に入っていた弾は6発。でも君は5発しかあの場所では撃っていなかった。

カイ

そうですけど…何故それを?

クロノア

ごめんね、最初の一発は俺が撃ったんだ

カイ

クロノアさんが…!?

クロノア

あの時からもう俺らは君のことを調べてたんだ。

カイ

えっ、でも…

カイ

一度も会ったことなんて…

しにがみ

あー…それは…
僕が好奇心で我々国の監視カメラを覗いちゃったんですよね

しにがみ

そしたら何からっだぁさんに似てる子がいて…

しにがみ

んで調べてみようと!

カイ

そうなんですか…

クロノア

ちなみに言うとカイがあの崖に行くのは完全に予想外だったんだよね

カイ

そうなんですか…?

ぺいんと

あれは肝が冷えたよ…

トラゾー

あの時は、しにがみさんがふと何かを思い立ったらしくて散歩に行ったんですよ。

しにがみ

そしたら崖から飛び降りそうになってて…

カイ

てっきり仕組まれてたものかと…

クロノア

話を戻すと…

クロノア

君には手を貸してほしいんだ。

クロノア

俺らもずっとらっだぁを探してるけど、ここ数年手がかりが全くない状態でね…

クロノア

でも今は君がいる。

クロノア

君がらっだぁに似てるのは偶然じゃない。だから、君には協力してほしいんだ。

カイ

…分かりました。

カイ

僕にできることであれば…!!

クロノア

本当!?

しにがみ

やったー!

トラゾー

喜ぶのはいいけど…

トラゾー

色々あって疲れたでしょ。先にお風呂入っておいで。

カイ

えっと…いいんですか…?

しにがみ

もちろん!

カイ

じゃあ…

ぺいんと

風呂場はそこ真っ直ぐ行って突き当たりを左です!

カイ

あ、ありがとう、ございます…

しにがみ

…やっぱり、あの事は言わないんですね

クロノア

そりゃそうでしょ…

クロノア

だって俺らが

あの子がスパイかもしれないっていう嘘の情報を我々組に流したんだから

マフィアに買われました(*^^*)

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1,082

コメント

6

ユーザー

それは予想外!?

ユーザー

新しいの見れたやった(*^^*)続き待ってるね楽しみ💕︎

ユーザー
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