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あらすじ
時はキューバ危機真っ只中。
都市擬人化の世界では、
なんだかんだあってNYに平和を訴え、
NYからは昨日返事が来た。
アメリカからの偵察機に見守られつつ、
その偵察機をどうするか話し合ったのまでがー昨日のこと。
ところで恋愛防衛戦について一旦ちょっとまとめよう。
キエフ君→ワルシャワ、ただし心を読まれて好きバレ済み。今はそこそこ遊ばれてて草
プラハ→東ベルリン、まぁバレてない。
東ベルリン←→西ベルリン。生き別れの兄弟。だけどテレパシーできる。恋愛かは微妙。
ミンスク→?。なんかいるらしい。
はい、都市擬人化で楽しくご覧ください!
※コメディです。
キフ
東ベル
わる
みんなやっほー!キューバ危機まっただ中でパニックなう、ワルシャワです!
西ベル
東ベル
ええっとね、要約すると、偵察機落とされたんだって。
キフ
わる
キフ
わる
彼は知らないっぽい、偵察機の件。
モス
モス
わる
モス
わる
キフ
わる
プラハ
わる
モス
一人づつ、隣の部屋来て。
わる
スク
平壌
―数分後ー
スク
わる
平壌
北京
スク
わる
わる
プラハ
わる
プラハ
わる
プラハ
東ベル
キフ
東ベル
平壌
北京
平壌
北京
わる
キフ
わる
北京
わる
ブカレスト
ソフィア
キフ
東ベル
わる
キフ
東ベル
ヴィリ
わる
キフ
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
モス
わる
キフ
いきなり視点切り替え、キエフです!
僕の直感的には、、スクじゃないかな?
キフ
わる
キフ
わる
東ベル
キフ
キフ
モス
キフ
モス
キフ
モス
モス
キフ
モス
キフ
モス
キフ
モス
キフ
モス
キフ
キフ
わる
キフ
東ベル
キフ
わる
キフ
わる
プラハ
わる
キフ
バクー
プラハ
わる
東ベル
キフ
東ベル
キフ
プラハ
東ベル
バクー
プラハ
キフ
わる
東ベル
キフ
バクー
わる
東ベル
プラハ
東ベル
バクー
キフ
プラハ
バクー
わる
キフ
プラハ
東ベル
キフ
わる
バクー
平壌
ブカレスト
プラハ
トビリシ
モス
キフ
モス
モス
ハバナ
モス
ハバナ
モス
キフ
ハバナ
ハバナ
ハバナ
ハバナ
わる
モス
ハバナ
キフ
モス
ハバナ
つーつーつー
モス
キフ
わる
モス
キフ
モス
モス
わる
バクー
ブカレスト
わる
モス
キフ
スク
わる
わる
キフ
プラハ
東ベル
わる
キフ
わる
キフ
わる
バクー
わる
キフ
東ベル
キフ
わる
キフ
わる
キフ
わる
プラハ
わる
キフ
ブカレスト
わる
ブカレスト
わる
キフ
西側の宿の前
キフ
わる
キフ
わる
キフ
こんこんこん
わる
わる
ガチャ
NY
NY
キフ
わる
NY
NY
キフ
わる
NY
わる
キフ
わる
NY
キフ
NY
NY
東京
キフ
東京
NY
東京
わる
キフ
東京
キフ
わる
東京
西ベル
キフ
わる
NY
わる
NY
キフ
わる
NY
キフ
わる
NY
NY
東京
キフ
わる
西ベル
東京
キフ
西ベル
わる
キフ
東京
わる
東京
わる
西ベル
キフ
東京
わる
キフ
東京
わる
西ベル
キフ
わる
NY
キフ
モス
わる
モス
手紙
モス
わる
バクー
モス
次の日
キフ
わる
東ベル
みんなへ。 集まったら、テレビつけてほしいんだ。 だいたい7時ごろじゃないかな。 そんじゃ、お楽しみに。 みんなのお姉さんより
スク
次の日
みんなへ。 集まったら、テレビつけてほしいんだ。 だいたい7時ごろじゃないかな。 そんじゃ、お楽しみに。 みんなのお姉さんより
モス
NY
、、、
スク
キフ
わる
プラハ
東ベル
バクー
危機が終わった夜、空を見上げたら、ただひたすらに静かだった。
“平和ってこういう音なんだな”って、わるに心を読まれて笑われた。
あれからしばらくは、みんな少しだけ優しくなった気がする。
モス姉ぇは叱る回数が減ったし、プラハは妙に恋バナばかり聞きたがった。
東ベルは相変わらずテンション高めで、でもどこか暗かった。
僕自身は……わーちゃんに好きバレしてることを知ってから、もう抵抗するのを諦めた。
遊ばれてるって自覚はある。でも、嫌じゃないのが悔しい。
わるは、僕の心を読むたびニヤッとして、読まれた僕は毎回赤くなる。
1963年の冬、あいつは”諦めたら?”って言った。本人のくせに。本気でムカついた。
でも、返事はまだしてない。
1964年、世界が少しずつざわつき始めた。
フラれてないのに振り回してくるわるのせいか、それとも政治のせいか分からない。
東ベルは日に日に落ち着かなくなっていき、僕はただ見守るしかなかった。
1965年、66年…
街が変わっていく気配があった。
何か大きなものが動いてるのに、僕にはその“真実”がまだ見えなかった。
見えないことが、こんなに不安だなんて思わなかった。
そして、1967年。
プラハがいつになく静かに笑って、”来年、何か変わるかも”って言った。
恋バナじゃない笑顔だった。
あの時の顔、今でも忘れられない。
こうして、季節は1968年へ向かう。
あの春に何が起きるのか、僕たちはまだ知らない。
でも、どうやら“物語”はまだ続くらしい。
第一章、1962年の話
the end.