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主
主
主
主
主
主
ーいむしょーの部屋ー
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僕は初兎 この国にスパイとして潜入してちょうど一ヵ月がたった いつもなら目覚ましで起きるところが、今日はないちゃんに起こされた しかも、彼はすごく険しい表情をしている
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僕がそう言いながらいむくんのベッドを見ると、そこはもぬけの殻だった いつもだったら僕が起こすのに、なんでもういないん?
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いむくんがさらわれた? どうして? 何のために? 誰が? いつ? …なんで? 同じような問いが頭の中をぐるぐるとめぐる 現実を受け入れたくない
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まろちゃんが部屋のドアにもたれかかってそう言った いつの間にいたんだ、と思うが、そんなことはどうだっていい
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…いや、僕は本家じゃないし、お父様の独断で動くこともある
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いむくんのために、僕も何かしたい …必ず、助けたい!
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プルルルル…プルルルル…
もしもし、初兎?まだ報告の時間ちゃうよ
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僕がそう聞くと、向こうの空気が固まった …たぶん、りうちゃんもあっちにいるんだろう
さらわれたんか⁉
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…え⁉ほとけっちがさらわれたの⁉ りうら、俺のスマホうばわんといて…!
二人の声が聞こえる …この調子だと、計画はないかもしれんな
…えーっと、俺らが知ってる範囲では、そういう計画はないわ
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そんなん、国にごろごろいるわ
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他の特徴を言いたくても僕は知らないし… そう思って言いあぐねていると、まろちゃんが僕のスマホを取った
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え、まろ⁉…まさか、初兎、バレたんか?
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……知ってるかもしれん。
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…そいつ、名前はなんて言うん?
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…たぶんやけど、Tー10とちゃう?
…え?それって、名前とちゃうわ 認識番号みたいやけど…
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…ないことまろなら知ってるやろ。そいつ、T地区の出身やねん
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また出てきた、「あのこと」 …だけど、そのT地区って言うのが何か関係してるのかも、 ってところまではわかった
あ、そうやったな…ごめんな、って、あ…! …ごめん、今お父様が来た。 俺が言えるのは本国がやったのではないってことくらいや。
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ピッ
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…あれ、まろちゃん、なんか雰囲気が変わった…? 今までは僕のことからかって遊んでいたみたいだったけど、 本気で謝ってくれてるみたい
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ま、たぶんないと思うけど…
ー城の外ー
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でもこんなところにいたら、すでに見つかってるよなぁ… わかってるけど、とりあえずできることをやらんと!
数十分後
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ここで無闇に探すよりかは、まろちゃんたちの手伝いをしたほうがいいか そう思った僕は、城の中に入ろうとした
怪しいやつ
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こいつ誰や? 黒いパーカーを深くかぶってて顔が見えないし、声もなんだか変 …こんな怪しいやつ、よく警備員さんがいれたなぁ
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怪しいやつ
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怪しいやつ
そう言ってそいつがだした写真には、明るく笑ういむくんの顔が映ってた
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怪しいやつ
そう言ったそいつは、黒いパーカーをさらに深くかぶりなおした …ん?黒いパーカー? …まさか、こいつ…!
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そう聞こうとして、布を口と鼻にあてられる そのにおいをかいでるうちに、僕の意識はシャットダウン……
怪しいやつ
ーいふの部屋ー
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警備員
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警備員
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警備員
いむしょーが、無事でいますように…!
主
主
主