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プロローグ
出来損ないの妖精「ジーナ」
彼女の憧れは人間だった
そんなある日、 彼女の前に少年が現れる
彼は悪い妖精に さらわれた人間だった
ジーナは彼と 人間界へ戻る方法を探り冒険する
しかし
「…ジーナ、本当はね…………」
少年には衝撃の秘密があった
「全部私のせいだ…」
壊れていく妖精の世界
「ジーナのことが好き」
だから
僕を殺してほしい
世界は3つの断層で別れていた
一番下は人間の住む世界
人間界
一番上は神の世界
神界
そうして、真ん中の世界がこの物語のテーマとなる妖精の住む世界
神でも人間でもない中途半端な存在
妖精の物語
物語の詳細設定
主人公 ジーナ・ル・フェイ
女
十六歳
(妖精は十五で成人)
地方村の学校に通っている
空が飛べない
妖精は魔法を使って、世の中の季節、自然、天気などを保っています
それが妖精の仕事なのです
第一話 ジーナ・ル・フェイ
特徴はギョロっとした目
そして、真っ黒な羽
小さい背丈
ギザ歯に癖毛
髪は後ろにお団子にしてあるが、 依然としてごちゃごちゃだ。
悪い部分ばかり目立つから、俺は自分が好きになれない
自分は、嫌いだけど
憧れはある
それは"人間"だ
奴らは俺たちの「シタ」に住んでいる
まだ見たこともないけれど、なんだかとても惹かれている
ジーナ
サレヴァ
階段の下から母の呼ぶ声がする
サレヴァ
ジーナ
母は食品を魔法で加工する店を営んでいる。
サレヴァ
ジーナ
サレヴァ
ジーナ
ジーナ
ジーナ
ジーナは床に転がっている パーカーを着て
リュックにパンと本を詰めた
スルスルと螺旋階段の手すりで滑る
サレヴァ
母が気づくより先にジーナは厨房をすり抜けて自転車に手をかけた
ジーナ
サレヴァ
サレヴァ
ジーナ
ハデル
こいつは幼馴染のハデルだ
ジーナ
ハデル
ジーナ
ハデル
ハデルはクルッと宙で回ってみせた
ジーナ
ジーナ
ハデル
ジーナは蔑んだように笑った
ハデル
ジーナ
ハデル
始業まで後3分だった
ジーナ
ハデル
ハデルは空中でのけぞって笑う
ハデル
ハデル
ハデル
ジーナ
ハデル
ハデル
そう言ってまたゲラゲラ笑った
ジーナ
ジーナ
ハデル
そう言うとハデルは一気にスピードを早めて行ってしまった
ハデルは昔から飛ぶのが早くて人気者だった。
彼なら1分もしないでここから遠く離れた学校につくことができるだろう。
ジーナ
自家製の自転車は重くて漕ぎづらい
体力がなく小さいジーナには酷だった
それでも自転車で学校に行った
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ラテンツェ・ラベルト
ジーナは 裏門から潜り込もうとしていた
ラテンツェ・ラベルト
ラテンツェは 悪い顔をして笑った
遅刻常習犯のジーナを待ち構えていたようだった。
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
パーカの帽子を捕まれ、 ジーナは連行された。
生徒指導室
ラテンツェ・ラベルト
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ジーナはムスッとして手を動かした
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ジーナ
ラテンツェ・ラベルト
ラテンツェ・ラベルト
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ジーナは口を尖らせた
ジーナ
ジーナ
ラテンツェは長い脚を組んで眠っていた
ジーナ
妖精は自然と相手をする 職業が良いとされるので
教師などの間接的な職は見下される風潮があった。
その時ハッとした
ラテンツェが目を覚ましていた
ジーナ
ラテンツェ・ラベルト
ラテンツェは あっさりとした対応だった
しかし
ドアを閉じるときだった
彼は手を前に組んでニコリと不敵な笑みを浮かべた
ジーナ
ラテンツェ・ラベルト
ジーナ
ジーナ
ジーナは午後の飛行訓練をサボって裏庭で寝そべって本を開いていた
ジーナ
ジーナ
ジーナはこの学校研究室の配属になることが決まっていた。
ジーナ
そのとき
ガサッ
茂みから音がした
ジーナ
ジーナ
?
そこにはボロボロの少年が立っていた
作者
作者
作者
作者
作者