詩
……(今日は星が全然無い)
星斗
星、全然無いね
詩
うん
詩
……(まただ)
星斗
上弦ってさ
星斗
なんなんだろ
詩
……(急に変な話)
その後も話が続く
星斗
最後まで聞いてくれて
星斗
ありがと
星斗
じゃあね
詩
じゃあね
詩
……(本当最近変)
星斗
……(最近ずっと考えてしまう)
星斗
(鬼舞辻無惨との戦いが)
星斗
(近づく度に)
星斗
(なんでなんだろう)
星斗
(変だ)
星斗
(きっと詩もそう思ってる)
星斗
(俺の家族は4人家族)
星斗
(兄、俺、母、父)
星斗
(の家族構成だ)
星斗
(兄、宙斗はいつも俺を守ってくれた)
宙斗
星斗
宙斗
包丁はやめてピーラーを使うといいぞ
星斗
分かった
星斗
(そんな幸せな空間も)
星斗
(たったの何年かしか)
星斗
(無かった)
宙斗
やめろ!
宙斗
星斗には手を出すな!
上弦の鬼
お前は
上弦の鬼
鬼になりたいか?
宙斗
なりたい訳ないだろ!
上弦の鬼
そうか
上弦の鬼
お前が死ぬか
上弦の鬼
その後ろの奴が死ぬか
上弦の鬼
どっちがいい
宙斗
フゥーフゥー(汗
星斗
お兄ちゃん!
星斗
お願い
星斗
死なないで(泣
宙斗
……
上弦の鬼
さぁどっちだ?
宙斗
俺が……
星斗
お兄ちゃん!やめて!(泣
宙斗
死ぬ
上弦の鬼
ほうほう
上弦の鬼
いい判断をしたな
星斗
やめろ!
星斗
お兄ちゃんを喰うな!
ボギッゴリゴリ
星斗
あ、あぁ……ぁ
宙斗
げ……んき……でな……
星斗
お兄ちゃん(泣
上弦の鬼
じゃあな
上弦の鬼
シュッ
星斗
ハァハァ
星斗
く……そ
それから俺の鬼殺隊の
物語が始まった
大正コソコソ噂話
宙斗は責任感が強く
星斗の事を心から愛していた