…ガチャ (玄関の扉が開く)
美波
____うん、大丈夫
美波
…行ってきます
……バタン (玄関を扉を閉める)
美波
お待たせ
美波
佳乃さんと萌音と
合流しよう
合流しよう
悠真
((コクリ
悠真
…無茶だけはするなよ
陽斗
そんなの、美波に
言っても聞かないよ
言っても聞かないよ
悠真
…w
悠真
確かに…
悠真
……なら
悠真
俺らが援護するしか
ないか…
ないか…
陽斗
さっすが彼氏
陽斗
よくわかってるじゃん
悠真
(~_~;)
美波
ほら、行こう!
ダッ…! (3人が駆け出す)
大切な友達なの…!
だから 行かなくちゃ…!
瑞樹
……
瑞樹
(…説得に時間
かかってるな…)
かかってるな…)
瑞樹
(…そりゃそうか…)
瑞樹
(優しすぎる
両親だもんな…)
両親だもんな…)
光清
……
光清
……音坂くんは
瑞樹
?
光清
…賛成派ですか?
光清
蛙吹くんのところに
乗り込むこと…
乗り込むこと…
瑞樹
……
瑞樹
…賛成……
瑞樹
…は…しない
瑞樹
……でも…
瑞樹
蛙吹を助けることには
瑞樹
大賛成
光清
それは…
光清
…そうですけど…
瑞樹
……多分さ
瑞樹
俺らは何も
わかってない
わかってない
光清
え…?
瑞樹
俺らが今まで見てきた
蛙吹
蛙吹
瑞樹
全部演技だったと
したらさ…
したらさ…
瑞樹
……本当の自分を
見せてなかったと
したら…
見せてなかったと
したら…
光清
!
瑞樹
…俺たちは
瑞樹
蛙吹の本音を全部
受け止めてやるべき
だと思う
受け止めてやるべき
だと思う
瑞樹
……俺にそうして
くれたように
くれたように
光清
……
光清
……そうですね
光清
同じクラスの
友達として
友達として
光清
仲間として
光清
……全部聞いて
光清
受け止めてあげないと
瑞樹
だな
…ガチャ (玄関の扉が開く)
萌音
遅れました…💦
瑞樹
大丈夫か…?
萌音
はい
萌音
……行きましょう…!
…ガチャ (玄関の扉が開く)
佳乃
…お待たせしました
夏輝
大丈夫?
夏輝
怪我とか…
佳乃
大丈夫です
佳乃
ちょっと衝撃に
ビックリしただけ
ですから
ビックリしただけ
ですから
夏輝
……
拓翔
……ホントに
拓翔
行くの…?
拓翔
場所もわかんないし
拓翔
何をされるかも
わからないのに…
わからないのに…
旭
それでも行こう
旭
場所を特定するの
手伝って欲しい
手伝って欲しい
拓翔
……でも
拓翔
情報もないのに…
宏太
どの方角に進んだかは
覚えてるか?
覚えてるか?
夏輝
途中までの道なら…
夏輝
でも、どこかで車に
乗り換えただろうし
乗り換えただろうし
夏輝
行き先まで特定するのは
キツイかもな…
キツイかもな…
拓翔
ほら…
佳乃
それでも、探すしかない
ですよ
ですよ
佳乃
美波さん達と合流して
話し合いましょう
話し合いましょう
旭
そうだね
拓翔
……
合流後
美波
それじゃあ
美波
まずはあっちの
方向へ向かおう
方向へ向かおう
宏太
もう夕方か…
拓翔
この時期だと
17時半で真っ暗だよ
17時半で真っ暗だよ
拓翔
見つけるならそれまでに
見つけないと…
見つけないと…
光清
でも、どうやって…
陽斗
“暴力組”なんて
言うくらいだから
言うくらいだから
陽斗
目立たないところを
基地にしてるとは
思うけど…
基地にしてるとは
思うけど…
萌音
蛙吹先輩がよく知ってる、
人気のないところ…
人気のないところ…
宏太
……
光清
……
旭
……!
旭
あ…
夏輝
どうした?
旭
…いや……でも…
これだけじゃ…
これだけじゃ…
美波
何か手がかりでも
もってるの?
もってるの?
旭
…わ、わかんない
けど…
けど…
旭
蛙吹先輩がよく通る
路地裏があって…
路地裏があって…
拓翔
あ…!
拓翔
あれか…!
萌音
紫雲先輩も
知ってるんですか?
知ってるんですか?
拓翔
うん
拓翔
宏太を探しに行く時に
【僕過去:9話】
【僕過去:9話】
拓翔
『俺がよく通るショート
カットコースだ』って
教えてくれたんだよ
カットコースだ』って
教えてくれたんだよ
拓翔
それでその時
拓翔
路地裏にもう1本
分かれ道があった!
分かれ道があった!
旭
あ、そうそう!
旭
もしかしたら、そこと
関係があるかも…!
関係があるかも…!
悠真
行ってみる価値は
あるな…
あるな…
陽斗
目的地が決まれば
行動しやすい
行動しやすい
美波
だね
拓翔
でも、俺は喧嘩なんて…
宏太
拓翔と旭は
下がっとって
下がっとって
夏輝
夕川さんと陽斗くんには
敵わないけど
敵わないけど
夏輝
ガードぐらいするよ
瑞樹
萌音も、絶対離れんなよ
萌音
はい…っ
美波
…それじゃあ
美波
案内してくれる?
2人とも
2人とも
旭
うん…!
拓翔
こっち…!
ダッ…! (全員が駆け出す)
将
……
…スッ… (缶を差し出される)
将
!
颯
…どうぞ
颯
……大丈夫…じゃ…
颯
ないっすよね…
将
……
将
…なんでお前は
将
敵か味方かわかんねぇ
ような言動起こすの…
ような言動起こすの…
颯
……
颯
…よくわかんないっす
けど…
けど…
颯
…若に殴り飛ばされた時
颯
今までよりもずっと
強い…
強い…
颯
執念?みたいなものが
伝わってきて…
伝わってきて…
将
は…?
颯
…だから多分
颯
こいつらと話してる時
颯
楽しそうにしてる若は
颯
演技なんかじゃ
ないんだろうなって…
ないんだろうなって…
颯
…こいつらが若の
大事なモンで
大事なモンで
颯
守りたい奴ら
なんだろうなって
なんだろうなって
将
!
颯
……
颯
…俺みたいな下っ端が
言えるようなことじゃ
ないっすけど…
言えるようなことじゃ
ないっすけど…
颯
守るべきものがある
人間は
人間は
颯
意味もなく力を振るう
人間よりずっと強い
人間よりずっと強い
颯
…だから…
将
『逆らえ』って?
将
組長に
颯
っ…
颯
…俺は
颯
若の味方っすよ…
将
お前がついたところで
将
勝率は変わらないんだよ
将
組長に逆らうなんて
自殺行為だ
自殺行為だ
颯
……
颯
…じゃあ…
颯
若は
颯
組長の思い通りに
動かされていいんですか
動かされていいんですか
将
……
颯
《紅露》の連中と
無理やり組まされて
無理やり組まされて
颯
本当に大事な仲間と
絶縁して
絶縁して
颯
全部組長に支配されて
過ごすんすか
過ごすんすか
将
……
颯
……若…
将
……
将
…オレは“悪人”でいい
将
“極悪人”に支配される
部下でいい
部下でいい
颯
……
颯
…そんなの……
颯
…俺の知ってる
若じゃない…!
若じゃない…!
颯
絶対…っ
颯
絶対目覚まさせて
やりますから…!
やりますから…!
ダッ… (颯が出ていく)
将
(…『目覚まさせて
やる』……か…)
やる』……か…)
将
(……そう…だな…)
将
(これが全部)
将
(悪い夢だったら……)
将
(…目が覚めたら)
将
(いつも通り
みんながいて)
みんながいて)
将
(いつも通り学校に
行って)
行って)
将
(いつも通り
くだらない話して…)
くだらない話して…)
将
……
将
…そう……
将
できたらいいなぁ…っ
薄暗く冷たい空間で
1人の少年は 一筋の涙を溢した
リリ
お話の後に
失礼します!
失礼します!
リリ
冬休み中に連載が
終わりませんでした…w
終わりませんでした…w
リリ
思っていたより
長引いてしまって
いますが
長引いてしまって
いますが
リリ
是非最後まで
お付き合いいただけると
嬉しいです
お付き合いいただけると
嬉しいです
リリ
それでは!






