/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ろねこ
……
ろねこ
何で俺には勇気がないんだろ
ろねこ
いつもいつも、振り回されてばっかり…
ろねこ
でも、、、
ろねこ
みんなが笑ってくれるなら
ろねこ
それでいいんだ
ろねこ
だから、もっと頑張らなきゃ
ろねこ
もっと、もっと……
ろねこ
頑張りたいのに……
ろねこ
頑張っても、、できない…
どうして？
どうしてこんなこと言うの…？
マイナスばっかり…
やっぱり駄目だな
俺…
誰の居場所にもなれない…
助けることもできない
何もできない
俺が、小学1年生の頃に
ちゃんと喋ることができていたら
そしたら、違ったのかな…
わかんない
小学1年
先生
はい、では
先生
今日からみなさんは
先生
小学生です
先生
まずは、自己紹介をしましょう
先生
はい、まず
先生
◯◯さんからね
◯◯
はい！
◯◯
ええと
ろねこ
……
ろねこ
（自己紹介嫌だな
ろねこ
（喋りたくない
俺はこのとき
とにかく話すことが嫌だった
嫌いだった
そうなった理由は…
幼稚園
ろねこ
ろんちゃん！遊ぼ
ろん（仮）
うん！いいよ
ろん（仮）
何する？
この時は普通に話していた
話せていた
でも、、、
ろん（仮）
ブランコはー？
ろねこ
うん、いいよ
ろねこ
ブランコやろ！
ろん（仮）
うん！
ろねこ
ーーー
ろん（仮）
ーーーーー！
ろねこ
ーー笑
ろん（仮）
ーーーーー
ろねこ
ーーーーー！
そた（仮）
ろねこって
そた（仮）
声男みたいだよな笑
ろねこ
っ………
そう、そこから
俺はあまり喋らなくなった
そう言われたくなかった
先生
はい、次ろねこさん
ろねこ
………
先生
ろねこさん？
先生
貴方の番ですよ
ろねこ
……
先生
…
先生
はい、みんな
先生
この子はろねこって言うの
先生
仲良くしてね
ろねこ
……
あぁ、何で喋れないんだろ
みんな喋れてるのに
でも、、俺の声と比べて
女の子はみんな声高いな
俺がまた喋ったら
声低いって言われるのかな…
弱くてごめんなさい。
みんなの目線がすごく怖い
笑われてる…
怖い……
俺…何してるんだろ…
駄目だな…
ほんと
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
