こんにちは-
結構長くなるであろう連載です
戻りたい
そんなの。叶わないのに
戻りたい
自分から手放したのに…
自分から
終わらせたのに
あーあ、
笑えてくるね
俺は、祝福されない子供だった
ちぐさ
産声をあげた時から、
気味悪がられた
母親
出産後で情緒の不安定さもあるのか、母親は産まれたての俺を殴ってきた
看護師
ちぐさ
俺が気味悪がられたのは
俺の目が理由だろう
俺は、虹彩異色症と言われるオッドアイだった
しかし、それだけで無く、俺はダイクロイックアイでもあった
片目は赤と黒っぽい焦茶色を混ぜたような目
もう片方は青と紫を混ぜたような目
明らかに、″普通″ではなかった
父親
唯一、父親だけは俺を認めてくれた
俺の目を、「綺麗」と言ってくれた
母親
母親
父親
父親は、俺を庇ってくれた
看護師
雰囲気を和ませるように、父と看護師さんは話を進めた
父親
看護師
家に帰っても、母親は収まらなかった
突然怒り出して、俺と父親を殴る日々
でも、
ある日、
母親
母親
父親
母親
その時、
ザジュ
響いてはいけない音が響いた
ちぐさ
母親
父は刺されそうになった俺を庇って鳩尾を刺された
そのまま、父はすぐ、亡くなってしまった
もう、父は戻らないんだということを
血の生臭い臭いが語っていた
はーい
お疲れ様でーす
これは僕の前世の記憶を元に書いた物語なので
これを読んで頂ければ僕の前世まるわかりです
では、またいつか
コメント
8件
お父さん優しい… この連載続き待っめちゃ楽しみ!
え、好き、やばい
ほんとにこの作品だいすき