テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
一目惚れだった。
高校になって初めてのインターハイ、御手洗で。
目の前でハンカチが落ちた。
正直面倒臭かったが放って置くのもどうかと声を掛けた。
綺麗だと思った。
笑顔でもなく、嫌そうでもなく、ただ、無表情だったけれど。
私はそれだけで恋に落ちてしまった。
川西 太一
川西 太一
川西 太一
川西 太一
白布 賢二郎
川西 太一
白布 賢二郎
川西 太一
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
川西 太一
高校生になって初めての春高。
私達はまた、同じ御手洗でまた出会った。
振り返ると、あの時の美人さんだった。
こんな偶然があるんだなと思いながらお礼を言う。
吃驚した。そういう事を言う様な人じゃないと思っていたから。
でも、それ以前に嬉しかった。覚えててくれて嬉しくて嬉しくて堪らなかった。
清水 潔子
清水 潔子
自分でも分かる、顔が少し日照っていた。
私は生まれて初めて照れて赤面になったと思う。
清水 潔子
清水 潔子
清水 潔子
清水 潔子
清水 潔子
清水 潔子
初めて笑った所を見た。
特別なシチュエーションでも、何も無い平凡な会話。
そんな平凡な会話で、笑ってくれて、嬉しくて、胸が高鳴った。
清水 潔子
清水 潔子
クラスに誰も居ない位の美人さん。
クラスにいる可愛い子や美人な子を羨ましがる事は少なからずあったけれど、
恋愛感情を寄せる事は無かった。
清水 潔子
清水 潔子
そう言って少し、ほんの少しだけど頬を赤らめる潔子ちゃん。
白い肌に良く映えている。
昔から女の子が好きだった。
それがバレて虐められた事もあった。
どんなに好きな子が出来ても、こんなにも、惹かれる人は居なかった。
だからこそ、この人の事をもっと知りたくなった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!