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及川side
目が覚めると目の前には白い天井、
外は朝日がもうすぐ出そうだ。
こういう時ってまずどうするんだっけ、、、
ナースコールか。
ポチッ
看護師さんがやってきてその次に医者がやってきた。
今日の午後にはもう退院していいそうだ。
やっと正常に頭が回るようになったころ、ふと思い出した。
及川 徹
及川 徹
いてもたってもいられなくて病室を飛び出した。
まだ廊下には朝日が差し込み始めたばかりで人気がなかった。
受付までひたすら走った。
その途中、看護師さんに出会った。
ものすごい勢いで止められた。
及川 徹
話しかけようとしても
「事情は病室で聞きます」の一点張り。
やっと病室についてすぐに尋ねた。
及川 徹
及川 徹
及川 徹
及川 徹
及川 徹
沈黙の後、看護師は静かに去っていった。
やっぱ、あれは現実だったんだ、、、
なんで、なんでしんだの、、?
なんで『大っ嫌い』なんていうの、、?
なんで笑顔だったの、、?
なんで『大好き』なんていったの、、、?
全部、全部、、、
何か、、、理由があるはず、、、
及川 徹
ベットサイドに白い封筒を見つけた。
宛名は俺、、、差出人は、、、
彼女の母親だった。
中身は、、、
彼女の葬式への案内状だった。
及川 徹
行こう。
彼女に『大っ嫌い』と言われてしまった俺だけど、
彼女の死んだ理由を知りたい。
何か1つだけでもいい。
手がかりが欲しい。
そして、次の日
葬儀場へと向かった。