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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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僕らのクラスでは割と頻繁に席替えがある

2〜3ヶ月に1回くらいのペースで席替えがあるんだが、男女が必ずペアになるとは限らず、バラバラ

くじ引きのように番号の書かれた小さな紙と黒板に書かれた席の番号を見て今日も席替えスタート

シュン

あーぁ

シュン

やっと席替えだよ

アカネ

どうしたのシュン?楽しみなの?

シュン

そりゃそうだよ

シュン

約2ヶ月もお前の横で我慢してきて、ようやく解放されるんだぜ!

アカネ

めっちゃムカつく!

シュン

それに、今度こそ憧れのみっちゃんの横に行ける気がするんだよ

アカネ

バッカみたい

ソウタ

相変わらずお前らは喧嘩ばっかだな

シュン

おう!ソウタもアカネの隣で授業受けてみればわかるよ

ソウタ

なにが?

シュン

授業中に勝手に消しゴム使って自分の筆箱に入れるし

シュン

教科書忘れて見せてやったら、態度デカすぎるし…

ソウタ

ふふふ

ソウタ

仲良いんだな

シュン

おいおい

シュン

なに言ってるんだよ

シュン

俺には憧れのみっちゃんが…

アカネ

もう!

アカネ

なによ、二人で馬鹿にして!

ソウタ

俺は馬鹿にしてないよ♡

ソウタ

仲良くて、羨ましくて…

シュン

おいおい

アカネ

おいおい

ソウタ

あははは

結局、席替えの結果ソウタが隣の席になり、通路を挟んで反対側がアカネとなって3人並ぶような形

シュン

なんだよ…

シュン

ソウタが隣でこっち側はアカネ…

シュン

はあ

シュン

みっちゃんが…

ソウタ

俺でゴメンな

アカネ

こちらはわたしでごめんなさいね!

シュン

神様はいないのか…みっちゃん…

ソウタ

あははは

アカネ

馬鹿みたいあははは

この席にもようやく慣れてきた数学の時間

ソウタ

ゴメン、シュン教科書見せて

シュン

おう!大丈夫だよ

アカネ

珍しいねソウタが忘れるなんて

ソウタ

うん

ソウタ

時間割するとき間違えたみたい

シュン

たまにはそんなこともあるよな!

シュン

毎度のアカネにはわかんないって

アカネ

もう!

アカネ

また2人で馬鹿にして!

ソウタ

俺はしてないって

シュン

あっはっは

シュン

ほれ、先生来たぜ

静かになった教室内

肩寄せ合って教科書を見てるシュンとソウタ

たまたま下ろした手が誰かの手に触れた

シュン

うん?

ソウタの手だった

シュン

ソウタ?

ソウタ

アカネ

うん?どうしたの?

シュン

いや、なんでもない

心の声

シュン

どうしてソウタの手が?

シュン

おまけに優しく握ってくる

シュン

え?え?どういうこと?

アカネ

なにしてるのあんた達

アカネ

ゴソゴソうるさいよ

授業後、ソウタから小さな手紙をもらってシュンはさらに驚いた

ソウタ

シュン

ソウタ

さっきはゴメン

ソウタ

お前のことずっと前から見続けてて

ソウタ

自分の思いに我慢できなくなったんだ

ソウタ

ソウタ

お前のこと

ソウタ

シュンの心の声はパニックに

シュン

ま、ま、マジー!

シュン

どうしよう?

シュン

俺もソウタのことは「友達」として好きだけど…

シュン

違う意味の好きとは…

シュン

俺は誰にもいってないけど

シュン

アカネのことが…

変な三角関係のこの3人はこの後どのように貼ってしていくのでしょうか?乞うご期待(^^)

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