○○
自傷無色
○○
ササノマリイ さん
○○
ハイキュー
○○
⚠︎︎ 微BLかも
○○
スタート
母親
お前なんか生まれて来なければ
母親
あの人は私を見捨てなかった!!
母親
お前のせいで!
母親
タヒんじまえ!!
○○
……
バタン
○○
(|・ω・)|ガラガラ
また来た笑
あいつは馬鹿なのか?
笑える。
来んなよ……
タヒねばいいのに。
○○
……、
○○
(そう……だよな)
○○
(僕なんか、)
○○
(存在することが許されてないんだ。)
○○
(いなければいいんだ。)
○○
ッ……
放課後
今日もうざいわ笑
ほんと無理。
あいつ、
生きてる意味あんの?笑
○○
ッ………
○○
((((( ˙˙)トコトコ…
赤葦
(……○○?)
赤葦
(いつもと違う、)
○○
トコト((((( ・‐・)
○○
(僕なんかいなければ、)
赤葦
ガチャ
○○
……京治じゃん。
赤葦
…うん、
赤葦
○○……
○○
……ねぇ、聞いてよ、
○○
僕の気持ち。
赤葦
……うん、わかった
赤葦
(大丈夫かな、)
○○
君のようなひとになりたいな
○○
「僕らしいひと」になりたいな
望むならそうすりゃいいけどさ
○○
でもそれってほんとに
○○
ぼくなのかい
赤葦
そうじゃないの?
○○
子供騙しな夢ひとつ
○○
こんな僕なら
○○
死ねばいいのに
赤葦
はッ?
○○
こんな僕が生きてるだけで
赤葦
こんなって、
○○
何万人の人が悲しんで
○○
誰も僕を望まない
○○
そんな世界だったらいいのにな
赤葦
良くない。
○○
こんな僕が消えちゃうだけで
○○
何億人のひとが喜んで
赤葦
喜ばないよ、
○○
誰も何も憎まないなら
○○
そんなうれしいことはないな
○○
ポロ
赤葦
○○、、
赤葦
大丈夫なの?
赤葦
俺は違うから。
○○
明日も僕は夢うつつ
○○
このまま僕は消えていいのに
赤葦
だから、良くないって、
○○
こんな僕が生きたところで
○○
何億人のひとは知らないし
赤葦
そうだけど、
○○
誰も僕を望まない
○○
そんな世界だったらいいのかな
○○
こんな僕が消えたところで
○○
何億人のひとは変わらない
○○
誰も僕を憎まないなら
○○
損したことに変わりないな
赤葦
損じゃない、
○○
最期なんかみんな同じように
○○
倒れてゆきます
○○
メイドイン他人の「自分自身」
○○
崩れてゆきます
○○
最期なんかみんな同じように
○○
離れてくのに
○○
………ポロポロ
赤葦
○○、、、
○○
こんな僕が生きてるだけで
○○
なんで君はそんなに笑うの
○○
君がそんな笑顔じゃ
○○
悲しくても
○○
消えたくても
○○
さよならする理由なんて
○○
もう無ければいいのに
赤葦
、消えたいって思わないでよ
○○
こんな僕が消えたところで
○○
何億人のひとは変わらない
○○
だけど
○○
僕を
○○
止める何かが
○○
そんな顔しちゃ笑えないや
○○
……ごめん、京治、
○○
ごめん、ごめん、ポロポロ
赤葦
○○、謝らないで。
赤葦
俺は、○○にタヒんで欲しくない。
赤葦
生きててほしい。
赤葦
○○のいない世界なんて、
赤葦
俺は生きたくない。
○○
みんな、
○○
僕に消えて欲しいって思ってるんだ。
○○
なのになんで京治は、
○○
僕といると笑顔になるの?
○○
なんで僕なんかを
○○
生きてて欲しいって思うの?
赤葦
……それはね、
赤葦
○○のことが好きだから。
赤葦
○○、
赤葦
好き。
静まり返った空間に
「好き」という言葉だけが
響いていた。