推しとオタク

今俺の頭の中には''幸せ''という2文字で埋め尽くされていた

…と急にりうらが大声を張り上げた

そうだっ！今日配信だ！！

急に、悲しくなる

…幸せ、だった

幸せだったからこそ

急に幸せがなくなると

とても悲しくなるもんだ

配信に入る準備はおっけー、！

…りうら、間に合うかな

急に現れた、赤いアイコン

そのアイコンを見た瞬間俺の気分は右肩上がりだ

今回は早めにできたはず、！

笑った、？！笑ったよな？！

何に対してやろ…、

いま…

俺のコメ…、読んだ、よな？

俺は思わずガッツポーズをする

思わずコメしてしまった

…なんか恥ずい、((

…楽しい時間は、あっという間だ

りうらのその一言により

一気に流れが早くなるコメ欄

彼は人気者なんだなぁ、、と

改めて実感する

ぱたん

パソコンを閉じる

俺は急いで 𝕏 を開く

…そういえば

彼についーと見られてるんだっけ、

ならわざとついーとしよう

りうら、喜んでくれるかな

そう想像しながら

俺は睡魔に襲われた

配信を終えた俺は 𝕏を開く

青いアイコンを見つけ、頬が緩む

いまここで感謝を伝えても

直接届かなかったら意味ないのに、。

あぁ…、''推しとオタク''って辛いなぁ…、

毎日会えるような関係になれればいいのに＿。