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マイクラ都市伝説:前編

第1話 - マイクラ都市伝説:前編

133

2022年07月11日

#ウォーターチャレンジ

ましゅう

※マイクラの都市伝説シリーズです。

※間違っていることはあるかもしれません。そこはご指摘はしてもらっても大丈夫です。何故かは、適当だからです。

※投稿は遅れることが多いと思います。本当にすみません。

※ヘロブラインの動画は公式で出ていますが、それとは別です。

※ましゅうは出てきません。

※100日間で大金持ちになるすまない先生という動画の要素も出てくるのでそちらを見た方が楽しめるかと思います。というかネタバレと思います。

それではどうぞ

すまない先生

すまなーい！！それじゃあ皆授業始めるよー！

すまない先生が扉を破壊し教室に入る。

すまない先生

1時間目は算数だ！それじゃあ…この問題解けるか？

黒板には36÷4と書かれている。

ミスターブラック

こんな問題、簡単すぎますね。答えは9です。

ブラックがパソコンのキーボードを打ちながら答える。

ミスター赤ちゃん

やっぱブラックはすげぇな！俺全くわかんねぇぜ！

すまない先生

それじゃあ、ミスター赤ちゃん、これは？

…15+5と書かれている。ミスター赤ちゃんは頭を悩ませている。そして出した答えは、

ミスター赤ちゃん

19！！

すまない先生

さてはまた勉強してこなかったな？放課後僕と勉強しようか。

ミスター赤ちゃん

ちぇーっ…。りょうかいでぇーす…。

つまらなそうに返事をする。

すまない先生

それじゃあ、ブラックは答えないでくれよ？皆、この問題は解けるか？

黒板には72÷9と書かれている。

ミスターマネー

はぁぁぁぁあ！！俺が答えられない問題など無いのだ。答えは──

ミスターバナナ

8です。

ミスターマネー

俺の話の途中で割り込んでくるとはいい度胸だなミスターバナナ。

すまない先生

正解だ！他の皆はわかったか──

廊下から誰かが走ってくる音がする。

すまない先生

？？なんだ？

ミスターブルー

…この教室に向かってきてねぇか？

？？？

すみませーーん！！

誰かが教室に勢いよく入ってきた。

ミスターレッド

！？誰だお前！

？？？

っあぁ！皆は自己紹介がまだでしたね、僕の名前は、

ブルーノ

ブルーノです！

すまない先生

！？やっぱりブルーノだったか！久しぶり！！

ブルーノ

えぇ！久しぶりです、すまない先生！

ミスター銀さん

…っえぇ！？知り合いなんすか！？

すまない先生

あぁ！この前よく分からないゲームの様なものに参加させられたんだが、その時の参加者で一緒に脱出したんだ！

すまない先生

そういえば結核はもう治ったのか？

2人で楽しそうに会話をしているが、生徒達は全く状況がわからないような顔をしている。実際そうだ。

ブルーノ

えぇ！お陰様で！本当にありがとうございます──…ってそんな事言っている場合では無かった！

ブルーノ

実はマインクラフトの世界にヘロブラインが現れたんです！そしてすまない先生が居るすまないスクールが色んな事件を解決しているという噂を聞いたのでやって来ました！

ミスターバナナ

…勝手に話を進めているがこちらは急に現れた奴にそんなことを言われてもどういう意味かわからないんだが。

ミスターブラック

ミスターバナナに同じくです。

すまない先生

勝手に話を進めてしまってすまない！それじゃあブルーノ、よろしく！

ブルーノ

わかりました！

ブルーノが真剣に話し始める。

ブルーノ

僕は元々結核でしたが、お金が無く治すことが出来ませんでした。ですが、成功したら1億円貰えるというゲームがあると言われたのでそのゲームに参加しました。

ブルーノ

そこですまない先生と出会い、僕が結核で倒れてもすまない先生が励ましてくれました。迷惑を沢山かけたのですが、それでも見捨てないで最後まで諦めずにゲームのクリアを目指してくれて…。命の恩人です。

ブルーノ

そして無事クリア出来て、僕の病気を治すことが出来ました。これがすまない先生との出会いの話なのですが、そしてここからが本題ですね。

ブルーノ

その後病気は治せたのですが、もう1つ問題がありました。

ブルーノ

病院から僕の故郷に帰ったのですが、皆ざわざわしていまして。そして理由を聞くと、『葉が無い木が生えていた。トンネルが掘ってあった。明らかに人工物の建物がいつの間にか建っていた。』そして、ヘロブラインを見たとも言っていたのです。

ブルーノ

なのですまないスクールが色々な事件を解決していると噂で聞いたのでこの事件を解決してほしいと思いまして。

ミスターブラック

なるほど。わかりました。

すまない先生

本当は事件を解決する為にはこの学校は無いんだけどね。困っている人を放っておくことは出来ない！

ブルーノ

ありがとうございます！

ブルーノ

それでは準備が出来ましたら、この学校に集合してください。僕待ってるので！

〜30分後〜

ブルーノ

皆さん集まりましたね。

ロケットランチャーやアックス、パソコン、ダイヤの剣はお察しの通り。他の生徒は武器は持っていなかった。

ブルーノ

別に戦うと言った訳では無いのですが…。まぁ戦う可能性はありますが。

ミスターバナナ

僕は常に銃を持ち歩いているんだ。これくらい当たり前だ。

ミスター銀さん

普通の奴からすれば当たり前ではねぇな。

すまない先生

何かあったら僕達で守るよ！

ミスター赤ちゃん

頼りにしてくれよ？

ブルーノ

はい！ありがとうございます！それでは出発しましょうか！

ブルーノ

皆さん、お疲れ様です。着きました！

ファンタジー世界でよく見るような街だ。こんな街の近くにヘロブラインが現れるとはとても思えない。

ミスターマネー

…悪くないな！俺が褒めてやっているのだ。この街を誇りに思うがいい──ｳｸﾞｧｯ

バナナがマネーにロケットランチャーを撃つ。

ミスターバナナ

さて、ヘロブラインを見たという奴は何処にいるんだ。

ブルーノ

着いてきてください！街の皆は、すまないスクールの皆さんを歓迎してくれますよ！

門をくぐりに中に入ると、レンガで造られた大きな建物が沢山あった。街のみんなに目を移すとヘロブラインのことを知らないかのように屋台が並んでいて、住民達は話に盛り上がっている。一見そんな事は起きていないかのようだった。

ブルーノ

皆ー！すまないスクールの皆を連れてきましたよー！！

住民A

おっ！サンキュー、ブルーノ！
すまないスクールの皆さん、お待ちしておりました！

住民B

ヘロブラインを見たという人がいるので、ついてきてください！

すまない先生

ありがとう！すまないね！

住民達は本当に歓迎してくれていた。フルーツを分けてくれたりもしてくれた。

ミスター銀さん

本当に歓迎してくれてるな…滅多にこんな事ねぇからやっぱ嬉しいぜ！

ミスター赤ちゃん

！なんだあれ！でけぇ肉があるぞ！俺あれ食べてぇ！

ミスター銀さん

そんな事してる場合じゃねぇだろ。早く行かないと置いていかれるぞ？

ミスターマネー

はぁぁぁぁあ！！もっと歓迎するがいい。一般庶み──うがぁっ…。

バナナがマネーにロケランを撃つ。

ミスターバナナ

うるさい。調子に乗るな。

ミスターレッド

…ふっ。

ミスターブルー

おい、兄貴、またなんか盗んできたんじゃねぇだろうな？

ミスターレッド

っ！い、いや、何も盗んでねぇぜ。

ミスターブルー

目が泳ぎまくってるぜ兄貴。盗んだ物早く返してこいよ

ミスターレッド

ﾁｯ。わーったよ。

ミスターブルー

って、盗んできた物って唐辛子なのかよ…。別に家にあんだろ。

ミスターレッド

すげぇ辛そうだったんだよ。家のじゃ俺は満足出来ねぇ。

ミスターブルー

本当、兄貴の味覚どーなってんだよ…。

ミスターブルー

って、皆いねぇじゃねぇか！？兄貴のせいで見失った！早く探すぞ！

ミスターレッド

あぁ？なんで俺のせいなんだよ。

ミスターブルー

どう考えても兄貴のせいだろ！！いや、そんな事より早く探さねぇと！！

だが、来たばかりの街で右も左も分からない。周りを見ても同じような光景が続いている。完全に迷子だ。

一方、すまない先生達はカフェのような場所でヘロブラインの目撃者から話を聞いていた。

すまない先生

それで、ヘロブラインを見たという住民はどこだ？

住民B

それならこの人です。

まさか横に座っていた人だった。

すまない先生

！すまない！話を聞いていいか？

目撃者

わかりました。

目撃者

見たのは私が仕事に行く途中でした。私はいつもバス停まで徒歩でいくのですが、そこへ向かう道の中で森の横を通っていく道があるんです。そこに葉が無い木を見たのです。

目撃者

そしてヘロブラインは、その森の道を進み、もうすぐバス停に着くという時に出てきたんです。

目撃者

初めは遠くにいてよくわからなかったのですが、近くに行くにつれて段々とその正体がわかってきたのです。霧がかかっていましたからよく見えなかったんですよ。

目撃者

スティーブかと思ったのですが、白目を向いていたのでそこでヘロブラインと気づきました。

目撃者

私は一瞬恐怖で固まってしまったのですが、いつの間にかヘロブラインは消えていたのです。その後は何も無かったです。

すまない先生

…なるほどね。特に危害は加えてこなかったと。

目撃者

はい。ですが、いつ、また出現するか、危害を加えてくるか…そこだけが不安で…。村長にもこの街の評判が悪くなるからどうにかして欲しいと言われまして...。

ミスター銀さん

確かに、ここは都会とはとても離れたところだが、とても雰囲気がいい街だ。流石にここに来る観光客が減ると考えると、勿体ないしな。

ブルーノ

えぇ、その通りです。だから村長は何としても解決して欲しいとのことです。

すまない先生

わかった！それじゃあそこを案内してくれるか？

目撃者

もちろんです。それでは着いてきてください。

ミスターブラック

そういえば、レッドとブルーはどこに行ったのでしょう。

ブラックがぽつりと呟く。

ミスター赤ちゃん

！！言われてみればいねぇ！

すまない先生

本当だ！僕としたことが全然気づかなかった！

すまない先生

すまない！！僕は2人を探してくる！皆はここに居てくれ！

すまない先生

レッド！！ブルー！！おーい！！全く...どこに行ったんだ.......。

すまない先生

とりあえずここの住民に聞いてみるか。

すまない先生

すまない、ちょっといいかな？赤髪のセンター分けの少年と、青髪にメッシュが入っている少年を見かけなかったか？

住民C

イケメン2人組よね？兄弟さんかしら？

すまない先生

あはは！そうだ！

住民C

すまないスクールってイケメンが多いのね〜

すまない先生

僕も自分の生徒を自慢に思ってるよ！って、それよりどこにいたんだ？？

住民C

あっ、そうだったわね、ごめんなさいね〜。その兄弟なら調味料のお店に寄っていったあと、教会方面へ向かっていったわよ。

すまない先生

すまない！ありがとう！

すまない先生

教会方面って…教会ってどこだ…？

すまない先生

こんな事になるならブルーノに案内してもらったら良かった…。でもここまで来たならこのまま探すか…って、スマホあるじゃないか！初めからそれで連絡したら良かった…

ミスターブルー

っあぁ〜！皆全くいねぇ…。

ミスターレッド

くっそ…。

ミスターブルー

！すまない先生からメール…って、スマホあったじゃねぇか…。

ミスターレッド

完全に忘れてたぜ。

すまない先生

はぁ〜。やっと見つけた…。

ミスターブルー

すみません！兄貴が寄り道したせいで…。

ミスターレッド

…ﾁｯ。

すまない先生

早く皆の所に戻るぞ〜！

すまない先生

皆、2人を見つけたぞ〜

ミスターブルー

皆！すまねぇ！兄貴が寄り道したもんだから…。

ミスターレッド

おいお前さっきからいちいちうるせぇよ。

ミスター銀さん

2人とも無事でよかったぜ！

目撃者

それじゃあ早速行きましょうか

目撃者

ここなんですが…。霧が凄いですね…。

ミスターブラック

ヘロブラインが出たという日もこのような霧でしたか？

目撃者

…えぇ。この先にいました。

ミスター赤ちゃん

俺先に見てくるぜ──うぉぁっ！？

ミスターマネー

流石にミスター赤ちゃん1人では危ない。だが！この俺ならヘロブラインなど2秒で倒してきてやるわ──ｳｸﾞｧｯ

ミスターブラック

このアホ達は置いておいて、皆さん早く行きましょう。

ミスターバナナ

そうだな。

ミスター銀さん

いやなんでだよ、全員で行くんだったらこいつらも連れていかないと駄目だろ。

ミスター赤ちゃん

いってぇなブラック！バナナみたいな事すんじゃねぇ！

ミスターブラック

勉強出来ないんだったら先の事ぐらいは考えれるようになったらどうですか。

ミスターマネー

はぁぁぁぁあ！！この程度で俺を止められると思ったのかバナナ！

ミスターバナナ

うるさい。

すまない先生

皆イチャついてないで早く行くぞ！

ミスターバナナ

イチャついてないです貴方には何が見えてるんですか。

ミスターブラック

本当ですよ。

すまない先生

わかったわかった！ちょっとした冗談だって！

ブルーノ

あはは…皆さん仲がいいのですね…。

目撃者

ヘロブラインが見えたのはもう少し行った所です。

ミスターブルー

本当に霧が濃いな…もう先が全く見えねぇ…

すまない先生

…ん？

先に誰か突っ立っている。

すまない先生

！！まさか！

スティーブと同じ服を着ている奴が立っている。…そのまさかだ。ヘロブラインが現れた。

バッ

すまない先生が咄嗟に皆を守る様に両手を広げる。

すまない先生

…あれ？消えてる…。

すまない先生

皆！あいつがどこに行ったかわかるか──

すまない先生

！？

振り返るといつの間にか後ろにあいつが立っていた。

この作品はいかがでしたか？

133

2件

すまない先生かっこよすぎました‼️

続き楽しみにしてます！

ましゅう

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