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#日記
QuartoMew
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蝶姫
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コメント
1件
あおいです🌷 第2話、読ませていただきました! 潜入シーンの緊迫感と、メンバーそれぞれの個性がよく出ていて一気に引き込まれました。特にIvoryの軽快なやり取りと、ラストで"WELCOME BACK"と表示される不気味な伏線が印象的です。黒崎が「最初から分かっていた」と語る余裕の笑み、そして黎がプロジェクトに名前を刻まれている真相…ここからどう展開していくのか、続きが気になって仕方ないです!翠華さんの細やかな伏線の置き方、本当に好きです。次話も楽しみにしていますね🤍
月夜の侵入
――午後10時
月詠市(つくよみし)の高級住宅街。 ひときわ大きな屋敷の前に、黒い車が停まった。 今夜の標的。
黒崎邸。 その中では、《Luminous Moon(ルミナス・ムーン)》の展示会が行われている。 数え切れないほどの警備員。 無数の監視カメラ。 厳重なセキュリティ。 普通なら、近づくことすら難しい。
しかし―― 車の中で、Ivoryがノートパソコンを開いた。
Ivory🤍ྀི
画面に大量のコードが流れていく。
Ivory🤍ྀི
数秒後
Ivory🤍ྀི
隣に座っていたAzureが腕時計を見る
Azure💙ྀི
Ivory🤍ྀི
Azure💙ྀི
Obsidianが車のドアを開ける
Obsidian🖤ྀི
5人が同時に車を降りた
黒崎邸・東側
ObsidianとAmethystは、屋敷の外壁に沿って進んでいた。 Obsidianが周囲を確認する。
Obsidian🖤ྀི
Amethystが視線を向ける
Amethyst💜ྀི
Obsidian🖤ྀི
Amethystが音もなく進む 警備員の死角へ入り込み、姿を隠す 数秒後
Amethyst💜ྀི
Obsidian🖤ྀི
Amethyst💜ྀི
2人はそのまま屋敷へ侵入する
一方Ivoryは屋敷のシステムへ侵入していた
Ivory🤍ྀི
画面を見つめる
Ivory🤍ྀི
通信機からAzureの声が聞こえる
Azure💙ྀི
Ivory🤍ྀི
Azure💙ྀི
Ivoryニヤッと笑う
Ivory🤍ྀི
カタカタカタ……
Ivory🤍ྀི
数秒後
Ivory🤍ྀི
Azure💙ྀི
Ivory🤍ྀི
Azure💙ྀི
Ivory🤍ྀི
通信が切れる Ivoryは小さく笑った
しかし―― 画面に表示されたデータを見た瞬間 その表情が変わった
Ivory🤍ྀི
豪華なシャンデリア 大勢の招待客 そして中央に置かれたガラスケース
その中に―― 《Luminous Moon》 白銀の宝石が、月明かりを受けて輝いている Amethystが小さく呟く。
Amethyst💜ྀི
Obsidian🖤ྀི
Amethyst💜ྀི
2人が展示ケースへ近づく その時 背後から声がした
黒崎 玲央
2人が振り返る 黒いスーツを着た男 黒崎玲央(くろさきれお)
黒崎 玲央
Obsidianは表情を変えない
Obsidian🖤ྀི
黒崎は笑った しかし、その目は笑っていなかった
Nox(ノクス)は一人、屋上にいた
Nox🌑
通信機を確認する。
Nox🌑
すぐにAzureから返事が来る
Azure💙ྀི
Nox🌑
Noxが空を見上げる そこには満月が浮かんでいた
Nox🌑
その瞬間 通信機からIvoryの声が響く
Ivory🤍ྀི
Obsidian🖤ྀི
Ivory🤍ྀི
Azure💙ྀི
Azure💙ྀི
Amethyst💜ྀི
Ivory🤍ྀི
一瞬、沈黙。
Obsidian🖤ྀི
展示室
黒崎がガラスケースへ近づく。
黒崎 玲央
Obsidian🖤ྀི
黒崎 玲央
黒崎が宝石を見つめる
黒崎 玲央
その瞬間 ――パッ 展示会場の照明が消えた
招待客「きゃあっ!」
会場は騒然とする
Obsidian🖤ྀི
Amethyst💜ྀི
2人が同時に動く ガラスケースのロックが解除される Amethystが宝石を手に取った
Amethyst💜ྀི
Obsidian🖤ྀི
しかし――
黒崎 玲央
暗闇の中で、黒崎が笑う。
黒崎 玲央
Obsidianが振り返る
Obsidian🖤ྀི
照明が戻る。 ガラスケースの中には―― 何もない Amethystが手にしているはずの宝石 それすらも
Amethyst💜ྀི
Amethystが自分の手を見る そこにあったのは―― 偽物
Obsidian🖤ྀི
黒崎が笑う
黒崎 玲央
Ivoryが画面を見つめる
Ivory🤍ྀི
モニターに表示されていたのは、ひとつのファイル
──────────────── PROJECT:NOXIS ────────────────
Ivoryが目を見開く。
Ivory🤍ྀི
その直後 画面が強制的に切り替わる
──────────────── ACCESS DENIED ────────────────
Ivory🤍ྀི
画面に文字が浮かぶ
──────────────── WELCOME BACK. ────────────────
Ivoryの顔から笑顔が消える
Ivory🤍ྀི
黒崎がゆっくりとObsidianたちへ歩み寄る
黒崎 玲央
Obsidian🖤ྀི
黒崎 玲央
Obsidian🖤ྀི
黒崎が笑う
黒崎 玲央
5人の動きが止まった
Obsidian🖤ྀི
黒崎は答えない。 ただ笑う。 その瞬間―― ――ウゥゥゥゥン! 屋敷中の警報が鳴り響いた。
Nox🌑
Ivory🤍ྀི
Azure💙ྀི
Obsidian🖤ྀི
Amethyst💜ྀི
Obsidian🖤ྀི
5人は屋敷を離れる。 その背後で黒崎は、一人静かに笑っていた。 黒崎が手元を見る。 そこには―― 本物の《Luminous Moon》。
黒崎 玲央
そして小さく呟く
黒崎 玲央
深夜
5人が戻ってくる 任務は終了 コードネームを解除し、いつもの姿へ戻る 地下室に静かな空気が流れる 雫がパソコンを開く
東雲 雫
画面に表示されたファイル
PROJECT:NOXIS
玲夜画面を見る
天城 玲夜
黎が画面を確認する
九条 黎
全員が黎を見る
九条 黎
黎が画面を拡大する そこに表示されていた文字
PROJECT:NOXIS SUBJECT:K-01
さらにその下 1つの名前
九条 黎
黎が呟く
九条 黎
地下室が静まり返る その瞬間 背後から声がした
月城 朔
人が振り返る そこに立っていたのは―― 月城朔 玲夜が立ち上がる
天城 玲夜
朔は何も言わない ただ、黎を見つめる 黎が問いかける
九条 黎
朔は黙ったまま
九条 黎
長い沈黙 そして朔は、静かに口を開いた
月城 朔
5人の視線が朔へ集まる。 10年前 NOXISが生まれる前に起きた事件 そして―― 九条黎が、なぜ《PROJECT:NOXIS》に記録されているのか その真実が、 少しずつ明かされようとしていた
――第2話 END 次回、第3話。 「10年前の真実」