侑
侑
治
角名
角名
侑
凛久
今日は今夏で1番暑い猛暑となった
毎日部活漬けのバレー部のみんなは終盤なのもあってヘトヘトになっていた
治
角名
凛久
治
角名
凛久
凛久
治
角名
そう、私たちは明日の部活オフに光希を入れた4人で遊ぶことになっている
なんで遊ぶことになったかと言うと、中間テストの結果で1位だった人のゆうことを聞くと言うゲームで光希が勝ったからだ
治
角名
凛久
治
凛久
角名
治
角名
凛久
凛久
治
角名
凛久
治
角名
凛久
そんな感じで私たちは明日ちょっとだけ遠い遊園地まで遊びに行くことに
でも、インターハイが近いのもあって、遊べる時間は7時まで、と決めている
高校生にしては少し物足りない気もするけど、楽しみだ
光希
時刻は朝の8時32分
私たちは兵庫県で1番大きいと言われている稲荷崎テーマパークに来た
凛久
光希
治
光希
光希
治
角名
凛久
光希
光希
凛久
光希
凛久
光希
治
凛久
角名
角名
治
凛久
凛久
角名
光希
治
光希
角名
光希
角名
治
光希
凛久
光希
治
光希
なんてどうでもいい会話が場を和ませる
今日は良い日になりそうだ
光希
急に光希が私の首あたりを指してそう言った
凛久
角名
凛久
私は首についているハート型の可愛い系のネックレスを治と角名に見せた
治
治
角名
凛久
角名
光希
凛久
角名
凛久
光希
光希
光希
光希
凛久
角名
治
角名
凛久
光希
角名
治
治
凛久
光希
光希
それから私たちは遊園地を堪能した
アトラクションは子供向けから大人向けまで様々あった
夏休みなのもあって、館内は人で賑わい、アトラクション全てに乗るのは無理そうだった
案の定光希はジェットコースターで大発狂
それに対して角名がうるさいと言って制していた
楽しい時間はあっという間に過ぎていって、気づいたらお昼の時間だった
凛久
治
角名
凛久
治
光希
お昼ご飯が食べ終わって、私たちは再び館内を回った
時間はどんどん過ぎて、気づいたらもう日が沈んできていた
凛久
光希
凛久
光希
そう言って光希が指差したのは、館内で1番怖いんじゃないかと思うアトラクションだった
その体力に全員して苦い顔をした
凛久
凛久
角名
光希
角名
光希
凛久
乗り物がある方向に歩き出す光希を角名が少し声を張って止めた
角名
角名
光希
角名
治
凛久
光希
申し訳なさそうな顔をして光希は顔の前でパチンと手を合わせた
角名
角名
角名
光希
光希
治
凛久
一気に鉛の中に引き摺り込まれたように場の空気が重たくなった
せっかくの楽しい空気が逃げそうになる
凛久
凛久
治
凛久
凛久
私がそう言うと角名は目を丸くする
角名
角名
凛久
凛久
角名
治
凛久
凛久
治
光希
凛久
そんな話をして、結局2、2に別れた
2人がアトラクションの方に歩いていくのを見送ると、角名がボソッとつぶやいた
角名
凛久
凛久
角名
凛久
角名
悪態を吐いてから私はさっき自販機で買ったまだ開けてないペットボトルを渡した
凛久
凛久
角名
凛久
私からペットボトルを受け取った角名がニッと少し笑って聞いて来た
あまりにも自然に出て来た聞きなれない単語にバカみたいな声が出た
凛久
角名
そうぼやいてから角名は水を一口飲んだ
凛久
凛久
凛久
角名
角名
凛久
凛久
時間が経つにつれ、ピカピカと光っていた太陽は雲の後ろにかくれんぼ
いつの間にか涼しいくらいには感じるようになっていた
それと同時に少しだけ風が出て来て、途中でジェットコースターが止まったりしているのもあった
凛久
角名
そう言って歩き出そうとした時ビューっと大きな風が吹いた
凛久
角名
凛久
そう呟いてから私は光希たちが乗る予定のジェットコースターを見上げた
角名
角名
角名の言葉が途中で切れた
何か驚いたような声で言うから私は角名の方に不思議に思いながらも顔を向けた
そこには目を丸くして驚く角名の顔があった
角名
凛久
角名side
激しい風がビューっと吹いて俺たちに強く当たって来た
そして、その風は凛久の髪の毛をふわりと宙で踊らせた
その時に、見えてしまった
彼女の“古傷”
角名
凛久
勝手に出て来た言葉に、彼女は俺と同じように目を丸くした
言われたことを理解したと同時に、彼女なびく髪の毛を強く押さえつけた
角名
俺が見た傷は、首の後ろに斜めの線が入って跡になってる傷だった
即理解した、凛久が常にどんなに暑くても髪の毛を結ばない理由
深く考えてなかったけど、傷を隠すためだったんだ
パズルのピースが一つハマったような感じがした
角名
自分でもデリカシーない質問なのは重々承知だ
どんなに仲が良くても相手は女子だ
別に凛久が女子ということを忘れていたわけじゃない
でも、俺はこの傷の理由をどうしても聞きたい理由があったんだ
ネックレスに、首の傷
もしかしたら、もしかしたら…
凛久
気まずそうに目を逸らす凛久から俺は目を離さないで真剣な眼差しを送った
数秒の沈黙の後
凛久
こっちに目線を戻して凛久ははっきり俺の目を見てそう言った
角名
俺がそう聞くと、凛久は真剣な声でこう言った
凛久
約束したから
あぁ、わかった…
繋がった
凛久だったんだ
角名
角名
凛久
凛久
角名
角名
凛久
俺の発言に凛久は驚いてる目をぱっちりと開けて俺のことを凝視して来た
凛久
凛久
角名
小5角名side
暑い暑い夏の日だった
夏休み、家族で東京の大きな遊園地に遊びに来ていた
ジェットコースターを乗り終えて、みんなでレストランに入ろうとしていた時に迷子になった妹を家族で探していた
キッズ携帯を持っていたこともあって、親とも別れて俺は1人で探していた
角名
角名
そんなことを考えながら館内を早歩きしながら回っていた
トンッ
不意に誰かとぶつかってしまった
角名
謝って振り返ると、そこには俺と同じくらいの背丈の女の子がいた
真っ白なワンピースから伸びる腕は細くて夏にしては色白くて、ぱっちりとした綺麗な目を持っていた
髪の毛は肩につかないくらいの短めのボブで、顔を見れば泣き跡があった
角名
角名
角名
ぶつかったせいで怪我でもしたのかと思って、俺は謝った
凛久
角名
凛久
そう言って女の子は強がって、思い切り目を擦った
角名
角名
凛久
角名
角名
凛久
角名
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
凛久
凛久
角名
凛久
そう言ってから、りりは顔を地面に向けた
角名
凛久
凛久
角名
そう言ってやると、まるで周りに花が咲いたように明るく笑った
凛久
角名
角名
そう言って俺はりりの手を取って一緒に館内を回った
妹と、ネックレスを探すために
いつのまにかお日様は沈んで、館内の街灯が明るく光出していた
妹は案外早く親が見つけたらしくて、俺とりりは2人でネックレスを探していた
だけど、ネックレスは未だに見つからなかった
角名
凛久
そんな会話をしていると、キッズ携帯に一件のメールが飛んできた
それは、母親からのもので、もうそろそろ戻って来なさいとのことだった
角名
角名
角名
恐る恐る聞いてみると、りりはゆっくりと首を横に張った
角名
凛久
凛久
そう言ってりりは俺から手を離した
角名
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
凛久
角名
凛久
凛久
角名
そう言うと、彼女は髪の毛をサッとあげて、首を見せて来た
角名
俺が見たのは白い首に斜めに入った傷跡だった
最近のものなのか、かなり赤みがあって、痛々しくて、反射的に顔が強張った
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
小さな声でそう呟いてからりりは髪の毛を元に戻した
角名
どれだけりりに取ってネックレスが大切なのかはわかった
この傷はきっと一生物だろうし、女の子なのに、どうして?とも思った
だから、どうしてもネックレスを見つけてあげたかった
だとしても、時間は有限だ
もう帰らないと、俺もりりも怒られる
どうしよう、と考えていた
その時に、とあるものが目に入った
角名
凛久
角名
凛久
そう言い残して、俺は一目散に走り出した
角名
そう言ってから、俺はりりにとあるものを差し出した
凛久
角名
凛久
角名
そう言って俺が指さしたのは、屋台だ
角名
角名
角名
凛久
角名
凛久
角名
角名
凛久
そう言ってから俺はりりにネックレスをつけてあげた
凛久
角名
凛久
角名
その時に彼女は鈴を転がしたように可愛い笑顔を俺に向けた
その瞬間、明確に俺はこう思った
また、絶対に会いたいなって
凛久
凛久
角名
角名
凛久
凛久
角名
凛久
角名
そう言うとりりはほんのり頬を赤らめた
角名
凛久
角名
角名
凛久
そんな話をしていたら、俺のキッズ携帯が鳴った
角名
凛久
角名
角名
凛久
凛久
角名
凛久
凛久
りくはイタズラっぽく笑ってから手を振って走っていった
角名
凛久
凛久
凛久
凛久
角名
凛久
角名
凛久
凛久
角名
角名
凛久
凛久
角名
角名
凛久
凛久
角名
角名
凛久
角名
角名
角名
凛久
凛久
ぬしぱる
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ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ℕ𝔼𝕏𝕋
コメント
8件
コメント失礼します! 遊園地かあ〜良いですねえ‼︎ゆっくり息抜きして欲しいな…とか思ってたら‼︎‼︎‼︎‼︎ヴァーーーーーーッ(尊さ故の叫び)その呼び方は反則なのよッ… 君達、会ったことあったのね⁉︎⁉︎⁉︎つかどっちも良く覚えてたね運命だね‼︎‼︎‼︎ 首に傷⁉︎は⁉︎それは場合によっては致命傷なのでは⁉︎⁉︎⁉︎ 今回も絶叫しつつ読ませていただきました!次回も気長に楽しみに、待ってます♪
待ってました…!!!多分初コメ?のはずです!!本当に最高すぎます…!!最後にりんって呼んでるの好きすぎる…三月まで気長に待ってます!!
待ってました!! これからも無理せず頑張ってください!