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咲斗
なあなあ
由雨
なにー？
咲斗
来週の学園祭お前のクラスなにやるの？
由雨
メイド喫茶だけど？
咲斗
は！？お前メイドの服着るの！？
由雨
だからなに？
咲斗
それは…その…なんていうか、
由雨
はっきり言って！
咲斗
い、いや、頑張れよ！
由雨
？う、うん
学園祭当日
由雨
咲斗ー
１０分後
咲斗
あ、わり。店番してた。
咲斗
で、なんか用事？
由雨
別にいいよー
由雨
あ、そうそう。私今休憩中だからさ、もしよければ一緒にまわらない？
咲斗
別にいいけど。
咲斗
お前休憩何時まで？
由雨
んーとね、今確認してくる
由雨
あと一時間だってー
咲斗
じゃあ、今から迎えに行くわ
由雨
おけー
５分後
咲斗
おい。迎えに来たぞ
由雨
あ！うん！行こー！
咲斗
最初はどこ行く？
由雨
お化け屋敷がいい！
咲斗
えー
由雨
ダメかな？
咲斗の心の声
あ、かわいい。どうしよう。
咲斗
い、いいにきまってるだろ！
由雨
やった！ありがと！
由雨
あ、そうだ
咲斗
ん？
由雨
あそこに同じ中学だった友達がいるから、話してきてもいい？
咲斗
いいよ
由雨
やった！じゃあ、ちょっと行ってくる！
咲斗
おう
咲斗の心の声
なんだよ。男ばっかりじゃん。
咲斗の心の声
あの中に元カレとかいんのかな
咲斗の心の声
気になるけど、聞いて嫌われたら やだしなー
咲斗の心の声
どーしよっかなー
由雨
ただいまー
咲斗
あ！え！？うん！おかえり
由雨
え？何？なんか考え事？
咲斗
あー、えーと、いや、別に。
由雨
あきらかに動揺してる！
由雨
なんかあるなら言って！
咲斗の心の声
うお！顔！顔顔顔！近い！
咲斗
な、何でもないって。
由雨
そう？それならいいけどー
由雨
なんかあるなら言ってよね！
咲斗
お、おう！
放課後
由雨
今日は楽しかったねー
咲斗
だな
咲斗
あ、あの、言わなきゃいけないことがあるんだ。
由雨
ん？なにー？
咲斗
じ、実はな、
咲斗
ずっと前からす、好きだったんだ
由雨
え？
咲斗
ずっと嫌われたくて言えなかった
咲斗
こんなこと今までなかったのに…
由雨
な、何で早く言わなかったの？
咲斗
い、いや、その…
由雨
信じられない
咲斗
わ、悪い
由雨
私だって好きなのに
由雨
何度も諦めようと思ったけど、
由雨
諦められなくて…
由雨
でも、言ったら、今の関係が壊れるかもって…
由雨
思って…
由雨
もっと早く言ってよ…
由雨
ばか咲斗
咲斗
ご、ごめん
咲斗
で、でも、それってさ、由雨も俺のこと好きってこと？
由雨
あ、当たり前じゃん！
由雨
嫌われるとか言ってないで、早く気付けばか！
咲斗
そ、そっか
咲斗
そっかあ…
咲斗
安心した
咲斗
じゃあ、あらためて
咲斗
俺と付き合ってください
由雨
もちろん！
由雨
これからは、嫌われるとか思わないで、何でもすぐ言ってね！
咲斗
おう！
咲斗
これからもよろしくな！
由雨
うん…！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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