幼なじみ。

家に帰ったら誰も居ない

何処を探しても翔太の姿はなかった

心配になりすぐ携帯を手に取り 翔太とのトーク画面をひらく

返信はない

自分がなにかしてしまったんじゃないかと不安になってくる

何時間待っても返信はない

気づけば日付けは変わっていた

涙ぐみながら携帯を手に取る

📞マークを押し携帯を耳に近づけた

相手は…

泣き崩れる私にすぐ駆け寄り 「大丈夫だよ」と声を掛けてくれる

深澤辰哉side

○○ちゃんはあっという間に 眠りについた

こまめに翔太に電話かけるが出ない LINEも送ってみるが未読。

ぐっすり眠る○○ちゃんの顔を見ると 涙で濡れている

俺はつい○○ちゃんの涙を自分の指で拭ってしまった

焦って手を引っ込めた

つい口にしてしまった本音

翔太の前で「可愛い」なんて言ったら すぐ怒られるんだろうな

色々考えている間に眠たくなってきた

深澤辰哉 side end

翔太side

目が覚めた瞬間辺りを見回すと 横に□□が寝ていた。

「なんで服着てないんだよ」っと 一言こぼれる

気づけば自分も服を着ていなかった

「俺昨日何した？！」

頭の中で昨日の事を焦りながら整理する

慌てて携帯を手に取ると ○○とふっかからの通知で 荒れていた

焦りながらとりあえず服を着ようと 布団から出ようとする

本当に夜の記憶がない 下半身の感覚で何となく察しはついていたがほんとに記憶がない。

ギュ

□□は俺に抱きついてきた

□□から夜の事を言われて だんだん記憶が蘇ってくる

動画を見せつけられる

ﾁｭ

急いで服を着る

通知を見ると焦りが増す

とりあえず電話をかけてみる

電話越しに遠くからふっかの声がする

翔太 side end

息を切らして部屋に入ってきた 翔太を見たら涙が込み上げてきた 走って翔太に抱きついた

翔太は謝りながらギュっと してくれた

全てを話した

深澤くんは帰っていった

翔太は走ってお風呂場へ向かっていった

「一緒に寝よ」なんて滅多に言わない言葉 正直凄く嬉しい

変な期待をしてしまう自分が 恥ずかしい

だんだん顔が熱くなるのを感じた 鏡を見てみるとりんご並に 真っ赤だった

焦って手で仰ぐが意味が無い 走って冷蔵庫前に行き 勢い良く冷蔵庫を開き顔を突っ込む

翔太に声を掛けられ 焦って手で顔を隠す

走って風呂場に向かった

携帯を置きソファーに座りながら両腕を広げている翔太がいる。

私は翔太の胸の中に飛び込んだ

ギュ

翔太が優しく私を包み込む。 さっき抱きついた時の匂いとは 違ういつもの翔太の匂いがした

上目遣いで翔太を見ると

チュ

気づけば唇が触れていた

夜は思いっきり抱かれた