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こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
こんにゃくくん
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
え…、
と、完全ドン引きされるも、
私のメンタルは今日で強くなったので意味は無い。
あれほど頑張って合格した高校の入学式を、
迷子で出れませんでした。
何て死んでもいいレベルなんだから。
こんにゃくをさっき廊下で会った寝てる人に
あだ名として付けたとしても
こんな広い校舎…
こんにゃくくんに会わなければ使う場所無し!
みなみ
みなみ
二度と会わないと思うけどね、
何かの縁って言っちゃってますけど。
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
こんにゃくくん
"やった!"
と、喜ぶ私とは裏腹に、
"だるい、1年分の体力消費した"
と、具合が悪そうな顔をして、
寝る準備をするこんにゃくくん。
寝ないでよ!と、
起こそうとした時、
"これで入学式を終わります"
"各自名簿を貰いに、教室に行くように。"
と、放送が流れた。
…行き方分かんない、
でも…
みなみ
みなみ
こんにゃくくん
こんにゃくくん
みなみ
ふわふわとした感じの中、
私が相当の方向音痴で、
入学式に出れなかった事も忘れ、
1人で体育館へ向かおうと、
さっき来たであろう廊下を進んで行った。
みなみ
"良かったじゃないわよ、馬鹿なの?"
すぽーんと頭を叩かれ、
頭に痛みが走る。
あれからまた迷子になった私は、
何度も体育館の前を通っている事に気付かず、
結局親に連絡して、
見つけて貰った。
それで何とか名簿をもらい、
親の隣を歩いて教室へ。
前から通る人達が、
私を見て笑っている。
…ははっ、見ないふり見ないふり。
"はい、着いたから頑張って"
"終わったら連絡ちょうだい、迎えに行く"
そういったお母さんは、
私の隣を離れ、
来た道を戻って行く。
ありがたや…神様!!
手をパチン!
と合わせて拝み、
憧れの高校の教室に入った。
コメント
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( ・∇・)
いえいえ!
頭がピンクやったから(笑)