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主
主
主
主
こんにちは
りい❤️です
突然ですが俺には好きな人がいます
その人はさと💗先生なんだけどね
先生だから叶わないのなんて 分かってる
さと💗
かっこいいなぁ
授業中なのにそんな風に見てしまう
ﾎﾟﾝｯ
さと💗
さと💗
そう言って君は教科書で俺の頭を 軽く叩く
りい❤️
なんて言って流したけど本当は 凄く嬉しくて…
でもそんなのは絶対言えなくて 俺は言葉を飲み込んだ＿
それから20分経って授業の終わりが 近づいてきた
さと💗
さと💗
クラスメート
ころ💙
ころ💙
りい❤️
さと💗
さと💗
さと💗
クラスメート
ころ💙
さと💗
ころ💙
そう楽しそうに話してる先生を見て 少し嫉妬してしまった
さと💗
さと💗
クラスメート
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
学級委員
クラスメート
それで授業は終わった
もう6限目だったから
色々と済ませて帰った
りい❤️
なんて考えてたら後ろから ブレーキ音が聞こえた
ｷｷｰｯ
りい❤️
と思い後ろを向いたら 顔を歪ませて手を 伸ばしている先生がいた
それと同時に俺より少し大きな 乗用車が目の前まで迫っていて
ﾊﾞﾝｯ
と大きな鈍い音がして俺の体は地面に 打ち付けられた
何が起きたのか即座に 理解出来なかった
だけど少秒経って唐突に理解した
俺は、死ぬんだって
りい❤️
肺が潰れたんだろう
呼吸をするので精一杯だった
その呼吸も荒く音が立ってしまう
さと💗
さと💗
そう言って君は俺の隣にしゃがんだ
さと💗
さと💗
さと💗
そう言って君は携帯で 誰かに電話をしていた
多分119番だろう
もう俺は助からないのに…
今の自分の状態は詳しくは分からない
でも１つ確信があった
俺は死ぬ
これだけは確信していた
せめて、せめて最期に
そう思って俺は隣にしゃがんでいる 君の手を引く
りい❤️
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
りい❤️
りい❤️
さと💗
先生はそう言ったけど俺は 気にせず続けた
りい❤️
りい❤️
りい❤️
そう言うと先生はぐっと 唇を噛み締めて
さと💗
さと💗
と言ってくれた
だから俺は言った
りい❤️
りい❤️
りい❤️
りい❤️
りい❤️
りい❤️
りい❤️
さと💗
さと💗
君がそう言って泣いてるのを見たのを 最後に俺は息を引き取った
あれから５年が経った
俺はまだ先生を続けていて皆に古典を 教えている
あの時から何一つ変わらない生活
変わったのは君がいなくなったという ところだけ
さと💗
さと💗
そう言いながら墓に花を供えた
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
そう言って目を閉じると
ｻｰｯ
と風が吹き抜けた
りーぬが聞いてくれてるような気さえ してきた
だから俺はその風に歌を乗せるように 唄った
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
この世界は広いから
君の存在も すぐに忘れられてしまう
この世界は汚いから
真っ当に生きたものが死に 醜く生きたものが生きる
そんな世界だからこそ俺は唄うよ
君に向けての歌を＿
そして絶対に忘れない
君がくれた歌も君が生きた証も
全て全て明日に乗せていく
君の歌と共に＿
END
主
主
主
主
