TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

春は終わりを告げる季節。

一覧ページ

「春は終わりを告げる季節。」のメインビジュアル

春は終わりを告げる季節。

3 - 第二話〘いつもと少し変わった日常〙

♥

201

2023年04月21日

シェアするシェアする
報告する

すちくん

らんくん

なつくん

こさめくん

いるまくん

みことくん

らんくん

夢じゃないってばあ笑

すちくん

ごめッ……なんかよく分かんなくて…

正直まだ信じれない自分がいる

俺の都合のいい脳だ

こんな幻覚見るなんて可能性も十分有り得るのだ。

なつくん

まぁ触れるってことは本当やん?

すちくん

そうだね!

こさめくん

うんうん!

時間を見ると午前十時を差していた

約束の時間だ。

すちくん

あ、

すちくん

俺、約束あるから行くね!

いるまくん

おっおう……?

みことくん

いッ…いってらっしゃいっ!

すちくん

ガラッ!はぁッはぁッ……

約束に5分遅刻してしまった

いじめっ子。

おっそ。まぁいいや、ねえ。昨日学校来んなって言わなかった?

すちくん

カタカタ…

すちくん

ごめッなさい…

いじめっ子。

イラつくから学校来んなって言ったのに言葉通じねぇ馬鹿なのか!?オラッ……!

すちくん

ひゃっ……

いじめっ子が殴ってくるのは

日常茶飯事だ。気にしない気にしない

すちくん

(尻もちを着く)

すちくん

嫌だ……辞めてッ…良い子になるからッ…言うこと聞くからッ……辞めてッ下さい……

いじめっ子。

あははwwばっかみたい。

いじめっ子。

てか、うちらのつけたアザだらけじゃんw

いじめっ子。

ほんとだwきもぉ

いじめっ子。

ちゃんと隠せよ?(髪を掴む)

すちくん

痛いッ…分かりました…泣

いじめっ子。

じゃあかいさーん。

そんなことをいい、彼らは教室を後にした

すちくん

ゲホゲホッッゼーゼー…

すちくん

すーはー……

すちくん

はぁ…ボロボロ

すちくん

なんで!?なんで俺……泣いてんの…?

さぁ行こう。という時に涙が溢れて一歩が進めない。

すちくん

ここにいたらバレちゃうっ…

俺はこの教室をあとにした

すちくん

(俯きながら歩く。)

すちくん

ガラガラッ

なつくん

おー!遅かったな!ギュッ(肩を掴む)

俺はらんらん達がいる教室へと足を運んだ

すちくん

うわぁっ……笑

すちくん

……

いるまくん

……おい。お前、どうした?

すちくん

へ?

こさめくん

なんかおかしいよ!すちくん。

みことくん

なんか……あった?

すちくん

ううん。なーんにもない笑

らんくん

!?大丈夫?どっか痛い?

すちくん

?なんで?

なつくん

すち。泣いてるぞ?

すちくん

嘘!?ごめん!!フキフキ

なぜみんなが気づくのかよく分からない

涙を拭いた拍子に俺の中の何かが切れて一気に涙が出てきた

どんなに袖で涙を拭いても目から涙が出てきて一向に止まる気配がないんだ

クラスメイト

ヒソヒソ……ヒソヒソ……

みことくん

キョロキョロ

クラスメイト

なんで泣いてんの……まじでボソッ

すちくん

ビクッ…ごめっ…

中々止めようとしても止められない。

涙が止むことは一向になくて俺に冷たい視線が集まるだけ。

すちくん

ヒグッ…ボロボロ

みことくん

ギュッ…!!(俺の顔を隠すように抱きしめる。)

らんくん

……!!

すちくん

みこっちゃんッ…?ヒグッ

みことくん

だいじょっぶ…おっ俺っ達居るからねぇ…?

みこっちゃんはそう耳元で囁いた

なつくん

グイッ

みことくん

うおッ…

俺たちの腕を引っ張り暇ちゃんは前に進んだ

なつくん

バッ

暇ちゃんが俺らの腕を掴んで向かった先は保健室だった

みんな、俺を見つめて心配そうな眼差しをしている

らんくん

どうして泣き出したの?

すちくん

はぁッ…はぁッ…

みことくん

なでなで

みこっちゃんが優しく背中を摩ってくれる

少しだけ安心できた

いるまくん

無理して言わなくて良いからな

こさめくん

うんうん。言いたくなったら話してみて?

なつくん

……

暇ちゃんはずっと黙って下を見ている

怒らせちゃったのかもしれない

そんな不安が押し寄せてソワソワしていたら暇ちゃんが呟いた

なつくん

心配…なんだよ…ボソッ

すちくん

もっかい、言って……?

なつくん

……

上手く聞き取れなくて聞き返しても返事はない。

らんくん

今日はもう帰ってお泊まり会しよっか笑

そんな事を言い、らんらんはふにゃっと柔らかく笑った

なつくん

良いやん!

こさめくん

こさめもさんせーい!

いるまくん

俺も。

みことくん

おっ俺も…!!

らんくん

誰ん家行くの?

みことくん

俺はパス……

こさめくん

ジャン負け!

いるまくん

あー。じゃんけん強いし良いよ

『さいしょーはグー!ジャンケンぽいっ!』

結果はみこっちゃんが一人負け。

みことくん

うぇ…!?うっそ〜……

なつくん

準備、三ペアで別れよーぜ。

すちくん

いいじゃん!!

なつくん

じゃあ、らんすち。いるみこ。なつこさ。で良い?

らんくん

幼なじみペアね?

なつくん

そそ。

みことくん

いるまくんだ…( *´˘`*)

いるまくん

(可愛い……)

結局、今日は六人でみこっちゃん家でお泊まり。 という事に決定した

春は終わりを告げる季節。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

201

コメント

17

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚