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テラーノベル(Teller Novel)

〜和也side〜

目が覚めた。そこには恭平と丈にぃがおった。 あ...俺病院来てたんや。

恭︎︎𓂃𓈒𓏸

和にぃ?起きたん?

和︎︎𓂃𓈒𓏸

ゲホッゲホッ...うん...ゲホッゲホッ

丈︎︎𓂃𓈒𓏸

なぁ和也...

和︎︎𓂃𓈒𓏸

ん?...ゴホッゴホッ...

丈︎︎𓂃𓈒𓏸

ゆっくり
話して欲しいんやけど
なんで言わんかった。

和︎︎𓂃𓈒𓏸

....................

丈︎︎𓂃𓈒𓏸

体調悪かったんやろ...

恭︎︎𓂃𓈒𓏸

そうなん?

〜丈一郎side〜

俺は和也にどうしても聞きたかった。 なんで隠してたのかを。

和︎︎𓂃𓈒𓏸

...グスッ...ゲホッゲホッ

咳き込む和也の目には涙が溜まってた。

和︎︎𓂃𓈒𓏸

ごめん。

丈︎︎𓂃𓈒𓏸

いつからなん...

和︎︎𓂃𓈒𓏸

1ヶ月...くらい...ゲホッゲホッ

恭︎︎𓂃𓈒𓏸

そんなに前から、、

丈︎︎𓂃𓈒𓏸

どうして?

和︎︎𓂃𓈒𓏸

最近、大ちゃんも謙杜も
体調崩して丈にぃも
疲れとったやん...ゴホッゴホッ
そんな時に俺まで...グスッ...
体調悪いって言ったら......
迷惑やろ!

今まで聞いたことのない荒い声を上げた。 和也...そんなことな...

和︎︎𓂃𓈒𓏸

出てけボソッ

恭︎︎𓂃𓈒𓏸

和にぃ?

和︎︎𓂃𓈒𓏸

出てけ!俺なんか居たって
迷惑やろ!俺は...俺は...
ゲホッゲホッハァハァ
本当はみんなの事
守りたいねん。
強くなりたいねん...
ゲホッゲホッグスッ...
俺の気持ちも
分からんくせに...ゲホッゲホッ

丈︎︎𓂃𓈒𓏸

......

俺は何も言い返せなかった。

和︎︎𓂃𓈒𓏸

もう帰って。疲れた。

その日、俺と恭平は和也にかける言葉が 見つからず病室を後にした。

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