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朝霧封和

もしもし、伏黒くん?

伏黒恵

朝霧…少し時間いいか」

朝霧封和

うん、大丈夫

朝霧封和

突然どうしたの?

体育館からの光が漏れ、 部員達の声がこもる体育館裏。

私は嫌な予感にざわめく胸を 手で押さえて問うた。

伏黒恵

……」

朝霧封和

伏黒くん?

伏黒恵

…虎杖が死んだ」

朝霧封和

……は、

口ごもった伏黒くんから 吐かれたのはその一言。

決して難しいことを 言われたわけじゃない。

それでもしばらく状況が 分からなかったのは、

きっと自分が 受け入れたくなかったからだ。

伏黒恵

今日西東京市での任務があった」

伏黒恵

特級仮想怨霊の呪胎の確認と要救助者の救出だ」

朝霧封和

特級って…そんな…

伏黒恵

呪胎は既に呪霊に成ってた」

伏黒恵

俺は虎杖に言われて釘崎を連れて生得領域を出たんだ」

伏黒恵

虎杖は宿儺と代わった」

伏黒恵

……悪い、俺が虎杖を置いて出たからだ」

その時の状況を説明し、 謝る伏黒くん。

私は震える声で 何とか反論した。

朝霧封和

なんで伏黒くんが謝るの

朝霧封和

誰のせいでもないよ

朝霧封和

だから絶対に自分を責めないで

朝霧封和

…虎杖くんは何か言ってた?

伏黒恵

……長生きしろよって」

朝霧封和

っ……そっか…

朝霧封和

こっちの任務はもう少し長引きそうだから

伏黒恵

分かった、釘崎に伝えておく」

朝霧封和

うん、お願い

朝霧封和

じゃあね

伏黒恵

あぁ」

伏黒恵

おやすみ」

朝霧封和

おやすみなさい

通話終了ボタンをタップする。

顔が熱くなり、涙がこぼれる。

朝霧封和

( なんでこんな時に私は居なかったんだろう )

朝霧封和

( 「また会おう」って約束したのに )

朝霧封和

( 何も……、何も出来なかった )

私は口に手を当て、 声を押し殺した。

足に力が入らず、 スマホを握ってその場に座り込む。

孤爪研磨

あの…大丈夫?

朝霧封和

と、声が降ってきて 咄嗟に顔を上げる。

泣いている事に驚いたのか、 目の前の男の子は目を丸くした。

確か音駒のセッターで 日向くんと仲が良い人だ。

朝霧封和

あ、だ、大丈夫です

朝霧封和

ごめんなさい…

孤爪研磨

あ、いや、俺こそごめん

孤爪研磨

具合悪い…?

朝霧封和

ちょっと…頭が痛くて

孤爪研磨

泣いたらもっと痛くなるんじゃない?

孤爪研磨

部屋戻ろ

朝霧封和

でも黒尾さん達の練習が…

孤爪研磨

俺から言っておく

孤爪研磨

ほら、立てる?

手を差し伸べてくれるその人。

咄嗟に嘘をついてしまったけど 体育館に戻るのも無理そうだし、

今は甘えて手を借りる事にした。

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コメント

2

ユーザー

予想当たっちゃったよ…研磨イケメン!

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