先生に恋したっていいじゃん！

バシャｯ

ガチャ

ガチャ

ガチャｯ

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

こさめ幼少期

昔

コンコン

この時は、お母さんのいっていることがあまりわかっていなかったし、この後起きることも予想なんてしてなかった、、 純粋なこさめだった

あの日からお父さんは、部屋にこもり、顔を会わせなくなった

お母さんは、ずっと代わりになるように頑張っていた

でも、でもね

お母さんの目の中には仕事、仕事、 こさめなんて映ってない

ちょっとでも、ちょっとでもいいから みて、こさめ、、を

努力した、今のこさめは見てくれない だから、、あの日の前の、お母さんがこさめを見てた時と同じこさめでいればみてくれると思って

「お母さん」を『ママ』にした 口調だって、幼い感じにした 何をしたらお母さんは、見てくれるのか わからないけどがむしゃらに頑張った

まぁ、見てくれはしなかった

ほら、こんなにでっかいあざだって 目にはいってない、

顔に傷だってあるんだよ？

ママが、可愛いって言ったこさめの顔 もう、上手く笑えてないよw

バンッ

トコトコ

ガチャ

でも、ある日から

こさめの生活は変わっていった

ｷﾞｭｯ

ガラガラ

ガラガラ

キーンコーンカーンコーン

ガラガラ

ガラガラ

それからなつみ先生とは、とても仲良くなった

いやになったら、これる居場所ができた 助けてと言える人ができた

学校を地獄と思っていたが、その時は一人の家より、なつみ先生がいる学校の方が好きだった

学校、いや、なつみ先生が好きだった

恋愛的に

なつみ先生はイケメンで 女子に人気

嫉妬で女子からのいじめがエスカレートしたけど、なつみ先生のおかげで

優斗とも仲良くなれた

こさめが虐められてるのを見ると止めてくれるような友達が、、、

今思えばそのときのこさめは、バカだったと思う

楽しく普通に近づいた はずだった ある日事件が起こった

次の日

ガラガラ

こさめの机は新しいのに変えてもらった

でも、その日の机には

マッキーで 『死ね、　消えろ、　お前なんて』 もう、読めないというほどに書いてあった、、、そして、一輪の 百合の花

ここからの記憶は曖昧だし、思い出したくもない

でも、体が覚えてる あの、肉と肉がぶつかり合う音 お腹の中の、生暖かい感覚 口に残るあの苦い味

感じたくもない、快楽を

あいつが、こさめの中に出そうとした時運良く、こさめが一番望んでて 一番見られたくない人に 助けられた

ｶﾞﾝｯｶﾞﾝｯ

バンッ

こっからの記憶は本当にない ショックだった

大好きで大好きで仕方がなかった 自分の唯一の居場所である なつみ先生に あんな姿を見られて

綺麗なこさめでいたかった

最初を奪われたこさめは、、、

あの日の、２日後 なつみ先生は、転任した

なつみ先生は、こさめのことを キモい 死ね 消えろ って思ったんだよ だからなつみ先生は、どこかに転任して こさめから離れて、、、

でも

こさめと離れて、なつみ先生が幸せだったんなら、別にそれでいい、 だって なつみ先生が

大好きだったから

なつみ先生にもらってほしかっな～

なんてね、、、

好きだ！！！

そこから5分くらい一緒に泣いたらしい