彰人
何処だここ
冬弥
分からない…
類
おや、東雲くんじゃないか
彰人
げ。神代先輩
司
(。´-д-)。o○Zzz
冬弥
司先輩もいる…
類
ここは何処なのだろうか…
彰人
見た事ない所ですよね
冬弥
ここがもしかしたら
冬弥
あの異世界なのかもしれません
彰人
異世界…!?ふっ…お前そんなん信じてんのか?
彰人
そんなんある訳…
ぐに
彰人
ん、何かを踏んだか?
化け物
……
3人
ヒュッ
類
とりあえず逃げよう、
彰人
言われなくても分かってるっての
司
うわぁぁぁあぁあぁぁぁあ
司
どこだここっ
類
逃げるよ!司くん!
司
ん?あぁ!
退散
冬弥
司先輩とはぐれてしまったな…
彰人
携帯も繋がらねぇ…
彰人
全く…何処なんだよここ…
彰人
今日発売のパンケーキ食いたかっ
たのに…ブツブツ
たのに…ブツブツ
彰人
…なぁ、冬弥…
冬弥
彰…人ッ…助け……
この村の者なのだろうか。
冬弥がそいつに首を捕まれている
彰人
誰だよ…お前
彰人
冬弥を離せ!
住民?
嫌です。
住民?
彼は美しい…私のモノにふさわしい
彰人
冬弥は物じゃねぇ!
彰人
離せ!
住民?
貴方は黙っていてください。
瞬間、後ろに妙な気配を感じた、
嫌な予感がして振り向く
彰人
は…?スライム!?
冬弥
彰人…早く逃げ…ろッ…
彰人
そんな事出来るかッ
会話をするにつれスライムは俺に近づいてくる。
住民?
おしゃべりは終わりです。
住民?
消えて下さい
奴に向かって足を踏み出そうとする
だが足にスライムが絡み着いてきて動けずバランスを崩し転倒する。
彰人
くそッ…冬弥…ッ!!
たまらずその場で届かないはずの冬弥に手を伸ばす。
冬弥はすでに気を失ってしまっている。
あいつの高笑いを最高に俺の意識は暗転した。