自分
私のクラスには「不思議ちゃん」と呼ばれている子がいる
自分
その子は単純に言うと
自分
いじめられていた
自分
ある日、その「不思議ちゃんを居ないものとしよう」
自分
という方法にうつった
自分
今まで、どんな事をされてもそれに対応していた
自分
だから「不思議ちゃん」なんて呼ばれていた
自分
だけど
自分
今回はそうでは無かった
実行初日
不思議ちゃん
おはよう
友達(主犯)
…………
不思議ちゃん
??
不思議ちゃん
おはよう
自分
…………
不思議ちゃん
はあ
自分
その時不思議ちゃんはこれが次のいじめだと気づいたようだった
ー三日後ー
不思議ちゃんは来なかった
自分
(耐えられなくなっちゃったのかな?さすがに?)
自分
皆、青白い顔をしていた
自分
でも、先生は『自分のクラスはそんな事するはずがない』と現実逃避していた
ーそれから一ヶ月とちょっとが過ぎた日ー
自分
「不思議ちゃん」は現れた
自分
にもかかわらず、皆変わらず「居ない存在」として扱っていた
自分
何も言わず
自分
何もしなかった
自分
「よく来たね」とも言わなかった
ーそれから一週間ー
自分
毎日「不思議ちゃん」は現れた
自分
しかし、やはり皆なんにもしなかった。
自分
ふと私が友達(主犯)に聞いた
自分
「いつまで居ない存在にするの?」
友達(主犯)
「?何言ってるの?」
自分
「とぼけないでよ」
友達(主犯)
「本当に何言ってるの?だってあの子居ないじゃない」
自分
あの子の行影を私は今でも見続ける