鈴木
鈴木
あの日からずっと此処に閉じ込められている。
反抗でもしようものなら、殴られたり蹴られたりする。 正気を保つには、「こうするしかない」と自分に言い聞かせるしかない。
...鉄で出来た頑丈な扉の向こうから微かに聞こえた足音。 ロシアだ。
ロシアが此処に来るのは主に2つの理由があることが分かった。 1つ目は、ご飯を運びに来るため。食器はまた来た時に回収するから置いておけとロシアに言われた。 2つ目は、ロシアの気分だ。俺の様子を直接見るためらしい。
露
芬
露
芬
露
芬
芬
露
芬
露
芬
腹は減るのに食欲が湧かない。 少し吐き気もあるような気がする。
芬
露
芬
露
芬
こういうとこで優しさ出すのずるいよ、 ...俺を監禁したり殴ったりしてるくせにこうやって期待させるなんて。 酷すぎるよ、ロシア、
芬
露
芬
芬
露
露
その言葉が少し嬉しかった。
...え、? 嬉しい...? いつも殴ったり蹴ったりしてくるロシアに甘えて嬉しい...なんて、 自分の思考回路がよく分からない。
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