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鈴木
鈴木
最近、ロシアがそばに居ないとなんだか寂しい。 恋人に向ける様な感情なんてとっくに消え失せているはずなのに。
...
...俺、1人じゃ生きていけなくなっちゃったのかな
露
芬
露
芬
なんか俺...ロシアに片想いしてるみたい、
そんな筈...ない、よね、?
芬
露
芬
そう訊く自分の声は明らかに震えていた。 息が詰まる。
どんな返事が返って来るのか。 自分の望んでいない返事が返って来たらと考えると、 何故か左胸を刺される様な気持ちになった。
芬
ロシアの大きな手が此方へと近付く。
何をされるのか分からず、警戒し、 無意識のうちに、自分の顔を両手で守ろうと庇う仕草をしていた。
露
...、?
すぐそこで聞こえた悪意の無い笑い声。 目を開けると、優しく微笑むロシアが居た。 そしてゆっくりと頭を撫でられる感覚。
芬
俺の声帯からは随分と腑抜けた声が出た。 ...だって、
頭、撫でられて...
露
目を細めて口角を緩ませるロシアに、付き合い始めた当初の面影が見えて、 思わずその表情に見惚れてしまった。
芬
露
芬
露
恍惚な表情を浮かべ、俺を見るロシア。 ...今、ロシアの意識が俺に向いてる。 ロシアが俺を見てくれてる。
好き
芬
でもロシアは俺に手を挙げてて...、 殴られたり...
...それでも好き
...殴られたって 蹴られたって...、
俺にはロシアしか居ないから、