「…おはよう。」
Na
りうら…ニコッ
そんな寂しそうな顔しないでよ。
Li
…ないくん…、おはよ、!ポロッ
こっちまで…寂しくなっちゃうじゃん…
Na
……、
ないくんは、俺の頬を濡らした雫を拭ってくれた。
優しいな…
Na
……りうらも…こっちに来ちゃったか…
Li
まぁ、たくさん悪いことしてきたしね…w…俺なりの代償だよ…。
Na
そっかぁ…
Li
…寂しいの…なんでだろ、w
Na
……
しんじゃったこと… 後悔してるんじゃない、?
Li
!!
Li
してないよ…wないくんに会えたんだし…!
だめだ、声が震えちゃう。
これじゃあ、嘘ってバレちゃうよ、w
Na
…自分の気持ちに嘘つかないで、ね?
Na
今だけは…素直になってほしい。
彼の…その一言だけで、
なんで、涙が溢れてくるんだろう
Li
ぅ…、ないく…っ、ポロッ
Na
…よしよし、頑張ったねぇ…ポロッ
Li
うぅ"…っポロ
Na
……ポロ
ぎゅっ…
Li
!!
りうらのことを、強く抱き締める。
冷たいけど、どこか暖かい身体。
この、ほんの少しの間だけでいいから
どうか…このままで居たかった。
Li
……すー…すー…ポロ
Na
…あ、
眠ったけど、まだ涙が溢れている彼。
……目が赤い。泣きすぎたのかな…
「…おやすみ。」
やっぱり神様は、
俺達のことを、実験体にしていた。
× 実験体 ±
𝐞𝐧𝐝_