テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
26件
連載お疲れ様でした✨ もう本当に最高でした!!!!!!!!!!! ありがとうございました!!!!
初コメ失礼します!!!控えめに言って最高すぎました!もうほんとにうふうふ言いながら見てました!笑笑
広瀬里帆side
広瀬里帆
宮治
いつも優しくて 無害そうな店長が、
オオカミみたく 私に襲いかかっている。
深いグレーの瞳が 欲を孕んで燃えている。
広瀬里帆
広瀬里帆
広瀬里帆
恐怖が脳を支配して 涙がこぼれた。
初めて名前を呼ぶと、
店長は驚いたように 目を見開いた。
広瀬里帆
宮治
宮治
私の頬に添えられた店長の手が 涙を拭ってくれる。
もういつもの店長に 戻っていた。
広瀬里帆
広瀬里帆
宮治
広瀬里帆
広瀬里帆
広瀬里帆
宮治
宮治
店長が何か言いたげに 口を開いたけど、
すぐに閉じてしまう。
店長が私のことを どう思ってくれているか、
その仕草でわかった。
でも、
広瀬里帆
床に置かれた 店長のもう片方の手に、
自分の手を重ねる。
私の髪から垂れた水滴が ポタリと畳に落ちた。
宮治
宮治
宮治
広瀬里帆
広瀬里帆
宮治
微笑むと、 治さんも微笑み返してくれる。
宮治
広瀬里帆
宮治
広瀬里帆
目を瞑り、唇に触れる感触。
離れて目が合うと、 またもう一度、
今度は食むように。
火がついてしまったのか 何度も繰り返す治さんに、
私は慌てて胸を叩いた。
宮治
広瀬里帆
広瀬里帆
宮治
治さんは慌てたように 立ち上がると、
乱れたキャップ帽を 被り直した。
宮治
広瀬里帆
頷くと、
治さんは私の頭頂部に 一つキスを落として───
宮治
部屋には茹でダコになった 私が取り残されたのだった。
お に ぎ り 宮 は 常 連 さ ん を 落 と し た い
fin