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能力者グループSnowMan

第5話 - 第4話

2025年01月15日

#SnowMan

#SnowMan妄想物語

名無しさん

阿部side

俺は今日は1人でレギュラーで出させてもらってるクイズ番組の収録。

その準備が終わるまで楽屋で勉強しながら過ごしていた。

阿部亮平

...康二大丈夫かな...

俺と舘様がめめに襲われてから1日経ったけど未だに理解が出来てない。

ふっかと翔太は佐久間に襲われて入院する程の重症を負ってしまった...

照と康二が俺たちのところに駆け付けてくれたけど佐久間とめめに襲われたって聞いて康二はもうショックで別人のようになってしまっている。

しかもラウールは行方不明... これはもうラウールも闇に支配されていると考えるしかなかった...

阿部亮平

...ふっかと翔太を病院送りにしてしまうほど強くなった佐久間...

阿部亮平

奴らも本気出してきたのかな...

もしいま襲われたら俺1人で戦えるのだろうか...

俺たちSnowManは今はとてもグループ活動ができるような状況じゃない。照と舘様と俺の3人で個人仕事を送るしかなかった。

昨日まであんなに忙しかったのに嘘みたいだ...

阿部亮平

……………………！

阿部亮平

この感じ！

その時に突然闇の気配を感じた俺は急いで楽屋から廊下に出た。

そこには多くのスタッフさんたちが倒れてしまっている。それに黒い霧のような闇に包まれている空は昼間なのに真っ暗だ。

岩本照

(阿部！大丈夫か！？)

阿部亮平

(照！)

宮舘涼太

(...街に人々が襲われて作られた化け物たちが現れてる...)

阿部亮平

(...ほんとだ...。すごい数...)

舘様から教えてもらって窓から外を見たら化け物たちが街いっぱいに現れている。

岩本照

(...阿部、舘さん。行けるか？)

阿部亮平

(...もちろん。)

宮舘涼太

(放っておく訳には行かないな。)

今戦えるのは俺たち3人しかいない。

でもやるしかない。人々が苦しんでるのに逃げるわけにはいかない。

阿部亮平

よし！はあっ！

俺はひとつ深呼吸して植物を出しながら窓から外へと飛び出した。

外へ飛び出し化け物たちと戦い始める俺。

そこに照と舘様も合流してくれた。

岩本照

数はいるけどみんな雑魚だ。簡単に倒せる。

阿部亮平

分かった！

宮舘涼太

けど無茶はするなよ？

阿部亮平

もちろん！

俺たちの姿を見るなり歩いていただけの化け物が一斉に襲ってきた。

あまり力を使わないようにする為には...

阿部亮平

ま、これしかないよね！！！

俺は地面から何本もの植物の枝を伸ばして化け物達を拘束して一気に握り潰した。

岩本照

はあ！

宮舘涼太

………………！

近くでは照が稲妻を落としたり、舘様も炎の柱のような攻撃であっという間に倒していた。

さすが照と舘様。どうすれば力を使わないで倒せるかをちゃんと理解してる。

無茶するなって言っても聞かない佐久間とか翔太とは全然違うな笑笑

渡辺翔太

(...おい！阿部ちゃん！テレパシーあんの忘れんな！)

阿部亮平

(...あ、ごめん笑)

渡辺翔太

(本気で謝ってねぇだろ！)

深澤辰哉

(ははは！最高だわブラック阿部ちゃん！わら)

岩本照

(...ふっかは緩すぎて心配になるけどね...)

宮舘涼太

(...たしかに。後で痛い目見るよ？)

深澤辰哉

(おい！今関係ないだろ！)

戦い終わった後なのに賑やかだな笑笑

...けどこうでもしてないと俺自身も壊れちゃうから💦

阿部亮平

(...2人ともちゃんと休んでね？)

深澤辰哉

(...ああ。ちょっとしんどいわ...)

渡辺翔太

(...悪ぃ。)

テレパシーだけど2人は今も身体が辛そうなことは伝わってくる。

宮舘涼太

...なんかおかしくない？

岩本照

...うん。..なんかありそうだな...

街に異変が起きてる... 化け物は倒したはずなのに闇が晴れない...

バルデス

...貴様たちがSnowManか。

岩本照

...誰だ!?

宮舘涼太

………………！

阿部亮平

…いつの間に!?

違和感を感じていた俺たちの前に何やら怪しい男が現れた。

...闇が出た時に感じる嫌な気配が何も感じられなかった...

バルデス

...我が名はバルデス。闇の組織の者だ。

阿部亮平

...バルデス...

岩本照

...お前...幹部かなんかか？

宮舘涼太

...気配が今まで戦ってきた化け物やお前たちと繋がってる組織の奴らとは全然違う。

バルデス

...だったらどうする？

今までにない強力悩みの気配に怯んでしまっている俺たちを前にしても全然動じることもなく冷静に言葉を告げるバルデス...

...冷静沈着。その言葉が似合う奴だ...

岩本照

...闇が相手ならどんな奴でも戦う！

宮舘涼太

...これ以上関係の無い人たちを苦しませるな！

阿部亮平

それに俺たちの大切なメンバーの事。
知っていたら話せ！

俺たち3人でバルデスに向かって雷、炎、草の攻撃を放った。

バルデス

...感情に任せて攻撃か。

岩本照

……………………！

宮舘涼太

...バカな...

阿部亮平

...そんな！

けどバルデスは右手だけで俺たちの攻撃を防いでしまった...

岩本照

...お前...本当に何者なんだ...？

攻撃をこんなに簡単に止められたのは初めてだ...

アイツはただの闇じゃない...

バルデス

...闇の支配者キングシャドー様の右腕だ。

阿部亮平

...闇の支配者...？

そんな奴がいるなんて知らなかった... 右腕っていうバルデスのことも...

バルデス

...先程仲間を知っているか聞いたな？

阿部亮平

...え？

バルデス

...教えてやろう。

バルデス

...来い。

阿部亮平

...佐久間！

岩本照

...めめ！

宮舘涼太

...ラウール！

バルデスの後ろから現れたのは佐久間とめめとラウールだった...

...けど3人とも冷たい目をしてるし不気味な黒い闇のオーラを纏っている...

バルデス

...この者たちを襲ったのは闇の下僕3幹部と呼ばれる者達だ。

宮舘涼太

...3幹部...

岩本照

...ラウールが行方不明になったのは...そいつらに襲われてたからか...

...まさか3幹部までいるなんて...

...奴らは俺が思っていた以上に巨大な闇だった...

バルデス

...仲間を返して欲しいのならば我らに歯向かうことを止めろ。

バルデス

...そうすれば返してやる。

...3人は無事に帰ってくるかもしれないけどこの世界が滅ぶ...

バルデス

...どうした？仲間を見捨てるのか？

岩本照

...っく！

宮舘涼太

...お前...

阿部亮平

……………………。

メンバーか世界かなんて選べるわけが無い...

バルデス

...答えられないのであればこの者たちは闇で支配させてもらう。

バルデス

...人間たちはもっと苦しむことになる。

そう言い残してバルデスの姿は消えていった。

バルデスの後を追うように佐久間もめめもラウールも消えた...

岩本照

…俺たちだけでどうにかできる問題じゃない。

宮舘涼太

...けど見捨てるなんてできないよ。

岩本照

...分かってる。

闇はどんな手を使ってくるか分からない...

どうしたらいいのか分からない俺たちは闇が去って綺麗な青空が戻った街でしばらく立ちすくんでいた...。

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