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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

さところ

腐注意 地雷さん回れ右

無言ブクマ❌ 通報❌ なんでも大丈夫な方向け 本人様とは一切関係ありません

…で?

カフェに入り、向かいの席に座る 黄と橙に言う

まぁ予想もついてないかもしれんけど青のことについて話そうと思ってな

は?青?

何、まだ自分の犯した失態について気づいてないんか?

俺は橙の言葉で思い出すあの光景と声

……気づいてるよ

…ならどうして…

…怖かった

俺は正直に話し出す

ただただ怖かった…ポロポロ

泣いても過去は変わらないというのに

声よりも多く涙が溢れる

お前な、俺の彼氏と一緒やなポロポロ

…え?

…え?

俺実は高二の時、好きな人───

同性で好きな人がいた

そんとき俺も見ほかされて

関西弁通訳したったー(?)

(その時俺も見捨てられて)

俺、見捨てたのか?青を?

本人が言ってましたよ、桃くんに見捨てられた、逃げられたってポロポロ

自覚ないんやな

お前な、人の気持ちをもてあそんでんじゃねーよ

もてあそんでなんてっ!!

本当にそう言いきれるか…?

橙くん、それ以上言うと青ちゃんとの約束破ることになります…

あ、、、ごめん黄ちゃん、ありがとな

いえいえ

は?約束?

いうわけないやん

あぁまぁそっか

俺な、その好きな人に告白したんよな

そしたら同性なのに付き合えたんや

回想、一年前

橙(高二)

紫ーくん

紫(高二)

紫(高二)

橙くんどうしたの?

当時俺たちは、2人で登下校をする 仲の良さだった

好きな人の名前は紫くん

そして俺は、あの時、あの瞬間、

紫ーくんの目を見つめて口を開いた

橙(高二)

紫くんのことが、好きやねん

橙(高二)

……///

俺は紫ーくんに近づきたくて 一緒に入った生徒会の帰りで、

2人揃って帰るのが遅くなり、 下駄箱には誰もいなかった

紫(高二)

…ニコッ

橙(高二)

(?!)

紫(高二)

俺も好きだよ、橙くんのこと

橙(高二)

橙(高二)

俺は、恋愛感情で好き

紫(高二)

俺も

橙(高二)

ん?なんて言ったんや今!

紫(高二)

え、なんにも言ってないよ?w

橙(高二)

うそだー!俺もって言った…

橙(高二)

え?

紫(高二)

ん?ニコォ

橙(高二)

は?

紫(高二)

はぁw

紫(高二)

俺も、橙くんのことが恋愛感情で好きだよっ!

橙(高二)

え、それ本気で言ってるん?

紫(高二)

もちろん!

紫(高二)

彼氏としてよろしく頼むよ、橙くん

橙(高二)

俺が紫ーくんを守る!

紫(高二)

いや、俺が守る!

紫(高二)

www

紫ーくんは笑顔を崩さず、 俺の気持ちに応えてくれた

紫(高二)

あ、あとさ、

橙(高二)

なに?

そうして俺たちは、

いつもの帰り道を歩いた

ヒヒヒ

次の日、いつもよりわくわくしながら 教室へ入る

もちろん俺の隣には紫ーくんがいる

モブ太郎

あ、仲良し生徒会カップルが登校してきたぞ!

橙(高二)

…え?

同じクラスのモブ達

ほんとだ!

何故かバレている

モブ太郎

同性なくせにwww気持ち悪ぃw

同じクラスのモブ達

え、マジそれなーキモイ

どうして?

橙(高二)

お前ら、そんなこと言わんといてや!!モゴモゴ

温もりのある手で口を塞がれた

紫(高二)

橙くん

混乱した俺の頭を冷やすように、 いつも暖かい声の紫ーくんは 冷たい声で言い放った

紫(高二)

橙くん、来て

目も合わせずスタスタと廊下に出る 紫くんの背中を追いかける

橙(高二)

…屋上

屋上に着くと、 紫くんは俺の方に 背中を向けてはなしだした

紫(高二)

お願い、破ったの?

橙(高二)

そんなことしてない。

橙(高二)

わざわざそんなことする必要がない

紫(高二)

じゃあどうしてだろうね

あの時交した約束

それは

「周りに付き合ってる事を言わない」

橙(高二)

だれかがバラしたんちゃうんか?

紫(高二)

誰だろうね

紫(高二)

まぁそんなことはどうでもいいんだ

橙(高二)

…え?

紫(高二)

別れよ

俺は紫ーくんの口から零れた内容を 理解したくなかった

橙(高二)

え、、、

紫(高二)

じゃあね

紫ーくんはそう言い放ち、 一人俺を屋上に残してた去った

がちゃん

古びたような鈍い音のする 鉄製の屋上の扉が閉まった

橙(高二)

なんでこんな…

橙(高二)

なんで

橙(高二)

紫ーくんは自分を守っただけじゃんかポロポロポロポロ

俺は大切に思っていた人に見捨てられ

大切に思ってくれている 存在でもあったのに

だから、桃を見た時腹が立った

青に話を聞いた時に辛くなった

俺の昔の話しちゃって申し訳ないな…

いや、

橙、辛かったんだな

ポロポロポロポロ

ごめん桃、俺今回ただの第三者なのに泣いてもうて


関係ない、泣いていいから

……

俺は橙をなだめた

桃くんは、青ちゃんのこと、恋愛感情で好きですか?

!?

なんの余地もなく単刀直入に、

俺の心を殴るような質問が飛んできた

好きなんですか?

追い打ちをかけられる

はっきり言うてみ、それだけで少し落ち着くで

…好き

ずっと前から好きで、黄が休んだ時くらいからずっっと大好きで、愛してやまない存在だった

誰にも渡したくない

守りたいって思った…

告白してみぃや

関西弁通訳したったー(?)

(告白してみな)

え、でも俺、

あんな酷いことしてそんなこと言う資格なんて────

あぁぁぁああ!!!

もう我慢できません。

黄どうした?!w

は?

桃くんはもうしばらく青ちゃんと会わなくていいです

あんなに辛い思いしてるのに…ポロポロ

助けられるのはモブ子にデレデレされる桃くんだけなのにポロポロ

っ…!!

桃…

なぁ、

俺な、小学生の頃にも好きなやつを見捨てたことがあるんだ

旅行で海に行った時に、可愛い男の子がいて話しかけようとしたらいじめられてた

いじめ相手は俺よりも弱そうだったから助けられると思ったのに、足が動かなくて…

いじめ相手がいなくなった時声をかけたら、怒ったような目をしてて、助けてくれればよかったのに、僕は人を信用出来ないって言ってて

なるほど、、、

いじめの現場を見ながらも、助けることが出来なかったと。

うん

その子に一目惚れしたんだ

名前は───

俺が名前を言った時、 2人の顔は凍りついた

それ、同一人物か?

あぁ

本人は?

しらないと思う

桃、告白しよ

え?

今すぐ。俺についてこい

俺は橙と黄について行き、 店の外に出た

NEXT

♡2500

こんにちは!

橙、あとがき初出演㊗️

カフェで飲み物頼む描写忘れてました、すいません

書き直すのメンドカッタ

こら

今回青登場しなかったな…

俺の回想、要らなかったかな…

……

ひゃ、192タップお疲れ様でした!

ばいばい!(焦)

あの日逃げた君は今も〖完結済み〗

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