TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

友活っ!~第一話~

一覧ページ

「友活っ!~第一話~」のメインビジュアル

友活っ!~第一話~

1 - 友活っ!~第一話~

♥

10

2019年06月04日

シェアするシェアする
報告する

キーンコーンカーンコーン

先生

今日は転校生が来ています。じゃあ入って

ガラガラッ

私は教室に入った。

先生

じゃあ、自己紹介を

立山ことみ

はい
私は立山ことみです。よろしくお願いします

私は自己紹介をした。

私、立山ことみ。

最近、海洋町に引っ越してきた!

引っ越してきたのは初めて。

だから、友達が出来るか心配だなぁ…

先生

はい、ありがとう
じゃあ皆さん、今日からことみさんがこのクラスの一員になるから皆さんよろしくお願いします

みんな

はーい!

先生

じゃあことみさんは、あの席ね

先生はポニーテールの女の子の隣の席を指差した。

ポニーテールの子は、目がぱっちりしていて、髪の毛もサラサラで、絶対モテそうな子だった。

やばっ!目が合っちゃった!

慌ててそらすとその子は私を見てニコッとしてくれた。

絶対いい子だ…!

話した事もないのに、確信してしまう。

立山ことみ

はい

私はその席へ向かった。

立山ことみ

よ、よろしくね

勇気を出して話しかけてみた。

西川愛理

うん!よろしくね!

その子は答えてくれた。

なんだろう。

なんかすごく嬉しい。

よし!この子と友達になろう!

私だったら出来るはず。

でも、どうすればいいんだろう?

もう1回話しかけるとか?

でも不安だしなぁ…

西川愛理

ねえ、ことみちゃん休み時間なのにどうしたの?

げっ、休み時間なの!

知らなかったし!

立山ことみ

え、えーっと
あ、あのちょっと妄想してて!

西川愛理

妄想?

立山ことみ

う、うん!
私妄想するの好きだからさ!

とっさにごまかしたけど、なんかおかしくなっちゃった。

西川愛理

へえー、ことみちゃんって、面白いんだね!

初めてこんな事褒められた。

いつもは真面目でいいねとか、うるさくなくていいねとか。

褒められてるの?って感じだったけど、今日はちゃんと褒められている。

立山ことみ

あ、ありがとう!

西川愛理

ところでさ、ことみちゃんこっちゃんって呼んでもいい?

立山ことみ

うん!どうぞどうぞ

西川愛理

ありがとう!
あっ、そういえば名前言ってなかったね
私は西川愛理!よろしくね!

愛理ちゃんね!なるほど。

友達になりたいからこれから仲良くしなきゃ。

立山ことみ

うん!よろしく!

これさっきも言ったような。

まあ、いいや。

帰りの会

先生

はい、では皆さんさようなら

みんな

さようなら!

やっと今日が終わった。

よし、帰ろう。

西川愛理

ねえねえこっちゃん!

立山ことみ

あ、愛理ちゃん

西川愛理

一緒に帰ろう!

立山ことみ

うん、いいよ

西川愛理

やった!

愛理ちゃんが誘ってくれた。

え?もしかして愛理ちゃんも私と友達になろうとしてるのかな?

いやそんなわけ…

西川愛理

こっちゃん!
行こ

立山ことみ

ああぁごめんごめん

いざ帰るとなると、何を話そうか迷う。

とりあえず今日のお礼でも言っておこうかな。

立山ことみ

あのさ、

西川愛理

うん

立山ことみ

今日はありがとう!

西川愛理

え?どうして?

立山ことみ

ほら、色々教えてくれたじゃん

立山ことみ

給食の時とか

西川愛理

そう?よかった

立山ことみ

私、わかんなかったから
嬉しかったよ!

西川愛理

こっちこそありがとう!

立山ことみ

なんで?

西川愛理

友達になってくれて

立山ことみ

え?

西川愛理

私が話しかけたら答えてくれたし、こうやって一緒に帰る事も出来て
本当嬉しい!

え、こんな言われたの久々かも。

お礼なんて1年間に1回くらいだし。

私だって嬉しいよ。

立山ことみ

私も、嬉しいよ!
話しかけてくれて

西川愛理

そう?

立山ことみ

うん!

立山ことみ

私達、立派な友達だね!

西川愛理

うん!

ちょっと待て。

つい友達だね!なんて言ってしまったじゃないか。

でも、うん!って言ってくれたよね?

てことは…?

西川愛理

じゃ、私はここの角だから

立山ことみ

あっうん

西川愛理

バイバイ!

立山ことみ

バイバイ

愛理ちゃんと別れた。

ふう~…初めだったけど、上手くいってよかった。

友達も出来て。

???

あのさ

立山ことみ

ん?

誰かが急に話しかけてきた。

~第二話に続く~

この作品はいかがでしたか?

10

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚