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あゆな
あゆな
見渡す限りの花畑
そして花畑を分ける川
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆなの心の中は
心残りでいっぱいだった
あゆな
あゆな
あゆな
誰か
誰か
あゆな
あゆな
誰か
誰か
あゆな
すると引っ張られるような感覚と
重たい感覚に襲われた
誰か
今度は近くから聞こえる声
そっとまぶたを開けた
父
母
あゆな
あゆな
私達は病室にいた
あゆな
あゆな
不思議と落胆はしなかった
父
父
あゆな
母
母
母
母
父
父
母
父
母
あゆな
あゆな
父
父
母
母
父
母
捨てようと思っていた絵を見せた
そこには
笑顔で微笑み、
いつかのように幸せそうに 食事をしている私達がいた
あゆな
あゆな
あゆな
父
あゆな
母
父
母
あゆな
父
母
母
母
父
母
父
父
あゆな
布団と顔は涙でしめっていた
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
あゆな
私はきっとふたりが 私と同じように 寂しかったことを
知っていた
だから
嫌いになんて
なれなかった
あゆな
あゆな
父
母
END