依存と不安〜🧡💜〜

🧡💜 通報禁止❌ 地雷さんは インド洋へ！ それ以外の方は 𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠

｢依存と不安｣

カチッカチッ

そんな時計の音だけが 鳴っている静かな部屋 俺は今日も1人。

俺は結婚をしている。 ジェルくんという人だ。 俺達はすごく仲が良かった… 今でもきっと仲良しなはず…。

カチッッ

あぁ…今日もだ。 24時になってしまった。 また君は遅い。

そんなことを考えているときだ 玄関から

ガチャ

と、ドアの音がしたのは。 俺は駆けつけた。 大好きな彼の元へ

またこれだ。

最近ジェルくんはよく 酔って帰って来ることが多い。

ジェルくんは酔いが 冷めるのが早い方だと思う。 ってそんなことはどうでもいいんだけど……。

ｼﾞｬｰｼﾞｬｰｼﾞｬｰ ｶﾞﾁｬｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ

また、1人分のご飯が残った。 俺は生ゴミを作ってる訳じゃないのに

ジェルくんの好きな 卵スープ作ったんだけどな… またゴミになっちゃったし…。

もう俺には興味無いのかな…、

………また静かになっちゃった。

ｺﾞｿｺﾞｿｯ

俺とジェルくんは同じベッドで寝てる

ダブルベッドなのに1つしか無い枕。 寝具を買う時にジェルくんが 『抱き合って寝るから要らん！』 って言って買わなかったんだよね。 1つの枕に2つの頭が乗ってることは 変わってないけどさ。 抱き合って寝るのはもう何ヶ月もやってない。 ジェルくんは俺の方ではなく壁の方に向かって寝ている。

ジェルくんのスーツから毎日する 女の人の香水。 帰って来てもジェルくんは お風呂に入りすぐに寝てしまう。 俺には全然構ってくれない。

構うどころか会話さえまともにしていない。 もうジェルくんの目に俺は映ってないのかなぁ…

俺はそっとジェルくんの背中にくっついて眠りについた。

朝起きると既にジェルくんはいなかった。 時計を見ると時刻は10時を指していた。 そりゃあ居ないわけだ。 俺と違ってジェルくんは仕事をしているんだから

起こすくらいしてもいいじゃん！

朝目が覚めると大好きな妻がいた。 俺は最近なーくんに構ってあげられてないと思う。 嫌われたくないから。 でも毎朝してること。 それは。

毎朝,彼女が起きてない間に おでこにキスをいている 可愛くて可愛くて仕方がないから。

でもそろそろ支度しないと遅れちゃうな…。 気持ち良さそうに寝とるし起こすのも可哀想やから寝かしておくか。

俺はそっと彼女のいるベッドを後にした。

支度を終えた俺は遅刻をしない時間に家を出た。

忘れずにちゃんと

と、寝ている彼女に告げる

彼女は仕事仲間で 相談に乗ってくれている

荳児さん、だ。

ﾓﾌﾞﾔ ﾏﾒｺ 茂不屋 荳小

なんの相談か？ そんなん、なーくんのこと以外に何があんねん

でも最近やたらとボディタッチが多い 俺としては非常に迷惑 辞めて欲しいんやけど 相談乗ってもらってるしなぁ…

まっ、今日関係終わらせればええか

カチッ

時刻は6時を指した。 仕方ない。ご飯もまた1人で食べよう

あぁ…こんなんだから俺 ジェルくんに嫌われちゃうんだよなぁ

俺,なんで毎日必死に ご飯作ってるんだろ。

はぁ…もうヤダな

いいよね。もうどうせ別れ告げられるんだし。

大好きなジェルくんと触れ合うことなんて出来ないんだし。

カチカチカチッ

ハハッ…リスカなんて初めてだな どれだけスッキリするんだろ。

ｽｰｰｯ

そんな音が部屋に鳴り響く

はずだった。

俺が刃を当てる直前に声が聞こえた。

俺の大好きな。旦那さんの声

ﾄﾞｻｯ

ﾇﾌﾟｯｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ

ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬｺﾞﾘｯ

ﾌﾞﾁｯ

ｽﾞﾌﾟｯﾇﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟ

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮ

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝｺﾞﾘｭｺﾞﾘｯｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬｺﾞﾘｯｺﾞﾘｯﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ

ｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｺﾞﾘｭｺﾞﾘｯｺﾞﾘｭｺﾞﾘｯﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ｺﾞｷｯ

俺らはお互いに依存している

依存と不安~END~