ーー夜ーー
ゾムさんが言うてた通りに
パーティーが始まった
皆がわいわいとしている
私はお酒を飲みながら
端で皆を見ていた
gr
em
ぼやーっとしていたのか
目の前にグルッペンが 来ていることに気づけなかった
em
gr
gr
em
gr
gr
em
何で
グルッペンが知ってんの?
一瞬血の気が引いた
頭を巡らせる
段々
数秒もあれば整理がつく
そう
あの時 私は病室で ゾムさんに言ってしまったんだ。
迷惑なんに
gr
gr
em
em
頭がグルグルして グルッペンの言葉に気づかなかった
gr
gr
私の言葉をゾムさんは 言ってしまったのか
てか
言わなきゃこんなことには
迷惑じゃないん?
泣きわめいて
殴られるなんて自分でどうにかしろ とか 思わないん?
思考回路がどんどんネガティブに なるのを感じる
そんな時
ふわっと温かいものが 私を包んだ
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
gr
体と頭を優しく手で抱きしめられて 私はグルッペンの胸に顔を当てていた
…グルッペンも優しいなぁ
本当は嫌なんちゃうか?
私の目からは大粒の涙が いくつも溢れ出ていた
em
いつの間にこんなに涙腺が弱くなっていたのだろうか?
病室で泣いたあの日から
彼らに身を委ねてもいいって どこか感じちゃっていたのかも しれない
em
em
em
em
em
em
gr
gr
gr
em
gr
gr
gr
gr
gr
zm
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またもや知らぬ間に現れるゾムさん
gr
zm
それだけ話して またゾムさんは皆の所に走っていった
少し怖い表情をしていたのを 私は覚えている
gr
gr
gr
グルッペンが立ち上がって こちらを見る
私も涙をごしっと手で拭く
gr
gr
ニコッと笑って手をグルッペンが 差し出した
em
私もニコッと自然に笑みが 溢れ出ていた
コメント
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投稿おつ! emさんには迷惑とかなんにも考えずに話してほしいな…。 zmさんgrさんないすぅ! そのままその兵士達やっちゃお🔪