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二日後...
ベドガー
ベドガーは母が亡くなった後、葬式で真の別れを告げ、後悔を隠そうとしているが
ショックがあまりに大きい為、なかなか振り切る事が出来なかった。
ベドガー
そんな時...
ジョン
後ろを向くといつもの三人がいた。
ベドガー
タスア
タスア
タスア
ヘストン
ベドガー
ベドガー
ヘストン
ジョン
タスア
ベドガー
ジョン
帰って行く彼を、ジョンは自分が許せなくなった。
あの時、軽々しく掛けた自分の言葉と発言に
それがさらにベドガーを苦しませている原因だと。
ジョンは拳を握りしめた。
タスア
タスア
ヘストン
ヘストン
ヘストンは【バッチ】を握りしめた。
俺は...未だに引きずっている...
声を掛けてくれた三人にも冷たく接してしまった...
畜生...どうして俺は...!
自宅内。
ベドガー
叔母
ベドガー
叔母
叔母が差し出したのは、【手紙】だった。
ベドガー
叔母
ベドガー
叔母
叔母
そう言って手紙をテーブルに置き、玄関から出掛けに行った。
ベドガー
手紙を手に取り、広げる
そこには文字が書いてあった。
「愛する我が息子 ベドガーへ
この手紙を読んでいるという事はもう既に私はこの世にはいなくなっているだろう
ベドガー、私の事は死んでもあまり自分を追い詰めないで
悲しむのは嬉しいけど、いつまでもそのままにしちゃダメよ?
あなたにはおばあちゃんやおじいちゃんがいるし、そして何より...
「友達」がいるでしょ?
家族も大事だけど、それと同じように友達も大事にしてあげてね。
きっとあの子達なら...
支えてくれるだろうから
by 貴方の母より
ベドガー
ベドガー
ベドガー
ベドガー
ベドガー
ベドガー
ベドガー
ベドガー
ベドガーは家から走り出した。
公園に向かって。
ベドガー
ベドガー
辺りを見渡すが、誰もいない
ベドガー
ベドガー
タスア
後ろからベドガーに警官のように捕らえ、一緒に倒れ込む。
ベドガー
タスア
ベドガー
タスア
タスア
ジョン
ヘストン
ベドガーを固めていたタスアは力を緩め、体を離す。
ベドガー
タスア
ヘストン
ベドガー
ジョンがベドガーに渡したのは、名前が書いてある牛乳の蓋だった。
ベドガー
ジョン
ベドガー
ベドガーは蓋を大事そうに抱えている。
タスア
ヘストン
ジョン
ベドガー
ベドガー
タスア
ヘストン
ヘストン
タスア
母さん。俺、分かったよ
教えてくれてありがとう。
これからはこの幸せを...
絶対に無くさない。