返してください!!お願いします!✕✕は、いらない子じゃありません!
お黙り!!✕✕は神に返すのです!だから、✕✕はあなたの子ではありません!
違います!私の子です!○○も✕✕も私の子です!
✕✕は忌み子です!✕✕の名前は取り消しになります!今後この家の子供は○○だけですから!
何故ですか!!二人とも私の子です!返してください!!お願いします!!私の子を返して!!!
おぎゃーおぎゃー!!
天音夏帆
天音夏帆
夏帆は辺りを見渡した。後から気づいたが、夏帆はお母さんの墓参りでお父さんの実家に来ていた。
ふと、夏帆は写真立てに目を向け、写真立てを手に取った。それは……
天音夏帆
夏帆は写真立てを見てすぐ元の場所に戻した。その写真は家族写真でお父さん以外の人の顔が切り取られていて気味が悪かった。
天音夏帆
部屋の辺りを見渡していたとき、頭の中で声が響いた。
天音夏帆
カホ…キテ…クレタ。ワタシノ…カホ。
天音夏帆
夏帆は聞こえてくる声を辿り、ある部屋の前に着いた。
天音夏帆
天音夏帆
いくら待っても、声は聞こえなかった。
天音夏帆
部屋の障子を開けようとしたとき、背後に視線が感じ、私は振り向いた。
天音夏帆
そこには、お面を被った二人の子が立っていた。屋敷には子供の姿も見えなかった。
シン
セイ
天音夏帆
シン
セイ
天音夏帆
シン
セイ
天音夏帆
外
この子供達、速い。走るのがとても速い。ついて行くのがやっとな程だ。
天音夏帆
やっと、山道を登り終わり、息を整える。ふと、目線を地面から上げると…
天音夏帆
天音夏帆
目の前には、鳥居があってその周りには赤い花の彼岸花が沢山咲いていた。
天音夏帆
それにしても、こんな所があっただなんて……。
ジャリジャリジャリジャリ
天音夏帆
足音をした方を見ると、人影があった。さっきの子供達と思うが背丈は子供達より大きい。
天音夏帆
??
天音夏帆
??
私は怖くなり、男の子の言う通りに、元の道を下って行った。
何あれ!助けに来たのに帰れだって?本当なんなの!
天音夏帆
同じ道を辿って来たのに、辿りついたのはさっきと同様鳥居のある場所だった。
私は、気のせいだと思い、同じ道を下って行った。
天音夏帆
もう、走る体力も無くなり、鳥居の柱に背を預け座り込む。
天音夏帆
ジャリジャリジャリ
??
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
夏帆は男の子ともう一度道を下って行った。
だが、男の子と道を下っても辿り付くのは鳥居のある所だ。
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
男の子の子は、顎に手を載せ、真面目に考え始めた。
ドタバタしてたからあまり良く見てなかったけど、背丈は私と同じくらいで、変な布を付けているだから、顔はよく見えない。
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
??
天音夏帆
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
??
天音夏帆
天音夏帆
連澪
天音夏帆
山の中を何度も走ったからかな?てか、女の子に向かって臭いって何?!
連澪
天音夏帆
汗だくでクサイの方かと思ったよ……デリカシーがないのはあれだけど
その後私と連澪は手水舎に向かった。
零
零
コメント
14件
すげぇな‼️面白かったよ‼️
はい!😊
続き楽しみにしています。