あの後 桜君が俺の家まで 運んでくれ、 俺の家の前に着いた。
「ここまででいい」 そう言ったが、 無理やり家の中に入られ、 気づいたら布団へと運ばれていた。
部屋は暗くて顔は見えなかったが、 桜君の 「じゃあな、」 という甘く優しい声が聞こえてきた。
布団に潜るも、 さらに心臓がドキドキとした。 寝ようとしても考えることは、 今日の学校での出来事や、 桜君に横抱きされていた時の感想。
桜君の顔や、 息遣い、 心臓の鼓動が間近で聞こえた。 気恥しいものだったが どこか落ち着けた。
うだうだ考えている間、 日は登り初め 夜明けが始まっていた。
蘇枋を送り届け、 家へと帰った後 さっきまで平然としていられた 顔も心臓も 暑く動き出した。
布団に潜り込み落ち着こうとするも、 気恥ずかしくて バクバクと早く心臓は鼓動する。
桜
自分の心を落ち着かせようと 声に出してみるも 一向にこの胸の苦しさが 止まることは無かった。
そのまま夜明けの光が近ずいてきて、 朝日が登ろうとしていた。
気がついたら 完全に朝日が登り、 鳥のさえずりが聞こえてきた。 少し気だるい体を布団から起こし、 足の調子を確認した。
足の痛さに耐えながら、 学校へと向かう準備をし 家を出た。
楡井
楡井
蘇枋
蘇枋
楡井
蘇枋
蘇枋
楡井
最終的には もごもごと口を動かしていた。 冗談に関しては 何か言って欲しかった。
楡井
蘇枋
楡井
楡井
っとにれ君が大きな声を出すと同時に ドアかガラリと空いた。
桜
ポッケに片手を突っ込み くぁっとあくびをしている 桜君が教室へ入ろうとしていた。
桜
ドアの真ん前で 話していたので、 教室に入りたくても 入れない状況が出来上がっていた。
蘇枋
楡井
楡井
桜
蘇枋
さっとドア前から どいた俺とにれくん。 桜君はまたあくびをしながら 教室へ足を踏み入れていた。
桜
桜
せっかく有耶無耶になりそうだった 話を桜君がまた引き戻してきた。
楡井
楡井
桜
楡井
楡井
桜
楡井
蘇枋
楡井
蘇枋
蘇枋
桜
楡井
桐生
桐生
桜
蘇枋
桜
教室がまた一段とうるさくなった。 この毎日が本当に楽しく思える。
桐生
桜
綺麗なオッドアイが 揺らぐのを見つめる。 気づいたら顔を近ずけていた。 この綺麗な顔をもっと近くで見つめたいと、出てきて欲しくない欲が出た。
桜くんが大きく目を見開いた さっきまで聞こえていた周りの音も 静かになったような気がする
桜
少し固まったあと、 桜君はハッと気づいた様に一言を 放った。
桜
桜君の瞳が揺らいだのを 気に、俺は現実へと 引っ張りもどされた。
蘇枋
蘇枋
楡井
桐生
桜
3人の驚き様に ふふっと笑顔がこぼれ落ちる。
蘇枋
桜
蘇枋
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ 💬5
コメント
6件
明日は晴れるかな...今は良くない状態だけど明日はきっといい気分..?みたいな感じだった気がする..!!てことは...告白かッ?!
"明日は晴れるかな" なんの意味が隠されているのでしょうか。
相変わらず神でした!✨ 桜可愛すぎるだろぉ…