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たんぺんしゅー？

第27話 - 二択

117

2023年02月17日

#短編集

#体調不良

#skfn

#nmmn

Lua*･🎼🍍@基本無浮上

Lua*･🎼🍍

…

Lua*･🎼🍍

うん

Lua*･🎼🍍

話すことねぇや☆

Lua*･🎼🍍

なんもないから物語どぞ！w

Lua*･🎼🍍

スタート！w

暇72

すち

LAN

いるま

こさめ

みこと

すち

ひまちゃん…？

暇72

っ！

暇72

あ…すちか

すち

なんでこんな時間に…？

暇72

あー、ごめんごめん

暇72

ちょと外行くだけだから

すち

あ…そっか

すち

いってらっしゃい

暇72

ん…いってきまーす

ガチャリ、と閉じられたドアを見て

すち

なんであんな…消えちゃいそうな雰囲気で…

俺はポツリと呟いた

すち

っえ？wなに言ってるの…？

すち

なんで…？そんなこと…

LAN

なつが…いないんだよ

すち

ｯ

いるま

部屋も探したけどいなかった

いるま

それに

そう言っているまちゃんは何かを手渡す

すち

手紙…？

LAN

なつの部屋の中…机の上に置いてた

LAN

まだ…誰も読んでねぇけど

こさめ

なつくん…(泣)

みこと

こさめちゃん大丈夫だよ…だから泣き止んで？…

すち

開ける…ね…

封を切って、中を取り出す

そうして読んでいくことにした

『みんなへ』

『まず最初に、俺はもうその家には帰らない』

『この際だから全部言うけど俺は学校でいじめられてた』

『知らなかっただろ？w全力で隠してたんだから』

『…ははっ、バッカみたいだよなぁ』

『いじめられて、言えなくて、結局逃げて、いつまでこんな弱虫なんだろなw』

『俺はさ、思ったんだよ』

『何で俺なんだろうって』

『別に何をした訳でもないのになんで俺がって何度だって思った』

『やめてって、何回だって叫んだ』

『やだって伝えた、ちゃんと言った』

『それでもなんも変わんなかった。なんなら酷くなった』

『耐えられなかった』

『俺が、何をしても一切変わらなかった』

『もし俺が、もっと強かったらって思った』

『でもよく考えたら、俺が逃げちゃえば全部終わるんだって思った』

『だから逃げた』

『俺は、逃げた』

『ごめん、ごめんなぁw』

『もう俺、そこには居られない』

『支えだった、お前らが。唯一の救いだったかも、w』

『ごめん…本当に』

『謝ったって許されないってことはずっと分かってる。』

『だけどもう…それしかできない』

『人が怖くなった』

『俺を指差して笑う奴らが、俺に暴力を振るってくる奴らが』

『そんな奴らが蔓延ってるって考えたら怖くなった』

『いつもいつも…ごめんなぁ』

『俺は、絶望に逃げた』

『希望に縋って。、苦しくなるならいっそ…、諦めた方が楽だって』

『お前らは、俺のことなんか気にせず過ごしてほしい。』

『わがままだってことは知ってる』

『だけど、だけど。…』

『お願い…最期だって思って…叶えてほしい』

『どうせならもっと生きていたいけど』

『今まで本当に助かったよ』

『最後、すち』

『やっぱ俺の雨は止まないみたいだ…、w』

すち

ｯ…なん、で…、

すち

ひま…、ちゃん…？

LAN

んなの…ねぇだろｯ…。

いるま

これ…こんなの…

いるま

ないだろ…ｯ

こさめ

どういうこと…？

こさめ

こさめ…ずっと一緒だったのに…ｯ

みこと

大丈夫…、だよね…？

みこと

帰って…きて、くれるよね…、

雨が止まなかった

ひまちゃんは確かにそう言った

すち

まだ…未練タラタラじゃん…ｯ

探しに行かなきゃとも思った

だけど

最期の願いぐらい、叶えてあげたいって思った

ねぇ…おれ

すち

どうしたらｯ…？

助けに行く→？？？助けに行かない→？？？