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ここは株式会社coverの 本社会議室
そこに
天音かなた
常闇トワ
姫森ルーナ
角巻わため
天音かなたのスタッフ
計5名が集められた
天音かなた
天音かなた
常闇トワ
姫森ルーナ
角巻わため
天音かなたのマネージャー
姫森ルーナ
姫森ルーナ
天音かなた
僕はルーナに嘲笑した
僕はマネちゃんに本題を聞いた
天音かなた
天音かなたのマネージャー
天音かなたのマネージャー
マネちゃんは息を吸った
僕はその雰囲気に唾を飲み込む
常闇トワ
みんなも雰囲気を感じたのか 唾を飲み込んだ
マネちゃんは告げた
天音かなたのマネージャー
天音かなたのマネージャー
天音かなたのマネージャー
天音かなたのマネージャー
マネちゃんは力強く叫んだ
天音かなた
天音かなた
僕達は一瞬だけ時が止まった
やがて歓喜の叫びが部屋に響く
天音かなた
天音かなた
常闇トワ
角巻わため
姫森ルーナ
天音かなた
夢のような出来事だ...
天音かなた
何でだろう??
嬉しいはずなのに...
心の奥に重さが沈む...
いや
きっと緊張してるだけだ
気にするな
気にするな
天音かなたのマネージャー
マネちゃんが心配してきた
天音かなた
天音かなた
天音かなた
僕は苦笑いをした
天音かなた
常闇トワ
天音かなた
角巻わため
わためがニヤニヤしてる
姫森ルーナ
ルーナは分かってるようだ
角巻わため
姫森ルーナ
二人は子供みたいに騒ぐ
常闇トワ
常闇トワ
角巻わため
姫森ルーナ
天音かなた
何処に食べに行くか僕は考えた
天音かなた
天音かなた
角巻わため
姫森ルーナ
常闇トワ
みんなで笑顔だ
僕は少し考え事をしたのに
みんなはこんなにも 喜んでくれる
天音かなた
天音かなた
天音かなた
常闇トワ
僕達は4人で焼肉屋に行った
みんなは沢山祝ってくれた
本当に嬉しい
僕達は焼肉を食べ終わり 外に出た
角巻わため
姫森ルーナ
常闇トワ
天音かなた
僕達はたわいもない会話した
常闇トワ
角巻わため
姫森ルーナ
僕達は駅に移動した
常闇トワ
天音かなた
常闇トワ
天音かなた
まもなく〇番線に 〇〇行きが到着いたします 白線の内側でお待ちください。
角巻わため
常闇トワ
天音かなた
姫森ルーナ
電車が着いた
角巻わため
天音かなた
トワとわためは電車に乗った
電車のドアは閉まり かなたとルーナは 二人に手を振った
電車が見えなくなってから そのあと、かなたとルーナは 自分達が乗る電車に乗った
ガタンゴトン ガタンゴトン
電車が揺れる
僕は少し眠くなってきた
姫森ルーナ
ルーナが僕の顔を覗いてきた
天音かなた
天音かなた
天音かなた
姫森ルーナ
僕はぽつりと呟く
天音かなた
姫森ルーナ
姫森ルーナ
ルーナは僕の背中を優しく 撫でながら、接してくれた
天音かなた
その後 僕とルーナは別々の駅で降りて 各々が家に帰ってきた
僕は家に帰ったあと 配信を開いてソロライブ開催を 発表した
へい民は大きな反響を受けて SNSのトレンド1位になった
コメント欄では
『絶対いく!』『奇跡のLIVE』 『かなたんおめでとう!』 などのへい民の応援で溢れた
僕はへい民からも勇気を貰った
僕はその後配信を閉じた
配信を終えた部屋は 静かな雰囲気を漂っていた
僕は耳に掛けてた ヘッドホンを取った
僕はふと片耳を押さえながら ベランダに出て夜空を見上げた
天音かなた
天音かなた
天音かなた
夢の重みが僕の心に降っている
僕は部屋に入り寝る準備をして 布団の中に入った
僕はスマホで 過去の写真や記録を振り返る
デビューの瞬間、初配信 同期との思い出
様々な思い出を振り返っていると、その中に桐生ココとの 2ショット写真が出てきた
天音かなた
桐生ココ
天音かなた
桐生ココ
桐生ココ
僕は少し涙ぐみながらも 笑顔で言う
天音かなた
天音かなた
天音かなた
桐生ココ
桐生ココ
天音かなた
数年前の出来事の記憶を 僕は思い返す
天音かなた
天音かなた
僕は部屋を暗くして目を閉じる
暗い部屋。
机に置かれたスケジュールの ページに
2025年8月13日 有明アリーナでソロライブ
デカデカと赤い丸で囲っていた
僕は寝言でぽつりと呟く
恐らく配信してる夢を 見ているのだろう
天音かなた
天音かなた
天音かなた
_________
1話【完】
次回
2話【届かない音】
お楽しみに!!