人間になったきんときくんと ひろったぶるーくくん
この物語には以下の要素が含まれます
人間✖️人魚、人魚✖️人間のBL 人化できる人魚 なるべくキャラ崩壊は回避するが、設定故の多少の幼感、初々しさ その他自己満設定
本当になんでもいけちゃう人向けです
また、物語の構造上、人魚姿はごく稀で 大体人間です。
◯注意事項 ・ご本人様方には一切関係なし ・主の妄想 ・地雷は自衛推奨 ・批判コメント、通報等は❌ ・みたい人がみる事を推奨します。
それでは上記全てが大丈夫な方はお進みください👍
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8月某日、僕は夏真っ盛りなこの時期に久しぶりに実家の近くにある海へ1人で来ている
夜の海は昼間の賑やかさとは対比的に静かで波の音が響き渡り月明だけがそこにある
…はずだった
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砂浜の岩陰に隠れる端っこの方へ人らしき座り込んでいる影が見えた
よくよく暗い影を見てみれば体格的に僕と同い年くらいのパーカーを着て本らしきものを持っているようで
一度興味を持ってしまうと見たくなる僕はすぐに駆け寄った
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思わず昂る心から声をかけると、その青年はアニメかと思うほどのビクつきとびっくりしている様子を見せる
近くで見てみると、彼はとても綺麗な容姿を持っていて
男の僕でも見惚れるほどの黒青混じりの綺麗な髪や澄み渡る海のように青い瞳、圧倒的な顔面偏差値、白く綺麗な肌を持っていた
また、首にかけている赤と青の僅かに光る砂の入った小瓶も特徴的で綺麗に感じる
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そんな彼にぼーっと見惚れていると、バッッ っと前から押されるような衝撃が響く
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僕より大体5㎝ほどか背丈の低い彼は怖がりながらも縋るように立ち上がり僕の服を掴む
不思議と不安定感のある言葉でたすけてと涙を見せる彼の
上一枚だけのどうにか下が隠れる程度の服はいくら夏にしても風邪を引かないか心配になる程、濡れていた
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真夏の夜でも吹く冷たい海風を凌ぐため着ていた薄手のパーカーを青年に羽織らせれば
僕は弟たちへの癖から彼の手を取り自身の家へと走っていた
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