痴漢。

やばいやばいやばい…ｯ

１回ケツの経験があったら 余計に反応しちまう…っ

満員電車の中

俺は1人ケツを弄られ達しそうになっている。

小声で訴えるがその声は届かない

壁にもたれているせいで余計に人にバレなくなってしまっている。

最悪だ。

乳首をつねられ、口に指を入れられ大声も出せない。 そして前は扱かれ、けつに指が突っ込まれてる。

4手攻めだな…

って…ん？待てよ？

　人間に手は4個もないよな…？ って事は…（ｻｧｯ）

2人いる？！

最初の痴漢野郎よりもっとデカいアレをケツに擦り付けられた。

流石にこれはヤバいと思い、 耳元で囁かれた通り痴漢野郎の言うことを聞くしかなかった…

まだ駅は着かないのか…と思いながらにちにちケツを弄られる。

駄目だ。おかしくなる。 拓也に助けを求めなきゃトんでしまう。 直感でそう感じた。

せめて口は解放してくれと訴えかけるように、俺は痴漢野郎の口に突っ込まれた指を引っこ抜いた。

急いでスマホを取り出し拓也に電話をかける

痴漢野郎が俺と拓也が電話していることに気付いたのか、 やけにイイ所ばっかり指で突いてくる

＿＿＿プｯ＿＿＿

電話が切れた。 拓也…まさか俺を裏切ったのか…？

そう言って俺の乳首と太ももを執念深く触ってくる

助けて助けて助けて…っ

拓也、拓也、たくやぁっ！

服をまくりあげ、乳首を思いっきりつねりあげた。

痛い、でもきもちぃ…

他の人に声が聞こえてないのかどうかが心配だ。

拓也は、俺のこと嫌いなのか…？

そんな不安が煽られるばかりだ。

…!!

俺の頭は一瞬にして拓也だらけになった。

涙がぽろぽろと零れ落ちる。

拓也はそれを拭って、服をただし、 腕を引いてくれた。

すぐに駅員さんが駆けつけてきてくれた。

しかもそこには…

たいせいもいた。

俺は再び掘られてしまうのかとばかり思っていた。

　裏切られたと思っていた。

俺の勘違いだった

痴漢野郎共は警察に連行された。

（ちょっとショックを受ける遥人）

俺らだけの遥人だから。

知らねぇモブに取られたくねぇんだよ

ゾワゾワｯ…!!

何だ今の空気…何か寒気したな

ドサッ!!!!

『お前のケツ穴』

拓也から聞きたくない言葉がたくさん出てくる

嫌だ、聞きたくない

嫌だ嫌だ嫌だ…！！！！

　でも、何故か俺は…

何故かたくやはギャン泣きしている

自分でも息が上がっていくのが分かる

どすんと拓也の上に乗っかる

カチャカチャ…

　（遥人が拓也のベルトを外す音）

（ぺろ、ﾁｭﾌﾟｯ…）

思いっきり服をまくられズボンと下着を脱がされた

口に指を入れられた

こわい

痴漢野郎にされたことをコイツにやらせれば怖さを忘れられると思った

触られたところ全部たくやに上書きさせようとした

でも、無理だな

怖さが勝つ。

たくやは、俺を優しく包み込んだ。

たくやから聞こえる心臓の音は、離れてても聞こえるんじゃないかってぐらいの大きい音で、

言い表せない感情で一杯になった

はるとが今までにない笑顔でニヘヘと笑う。