/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
2件
ここに天才いるぞ！！捕まえろ！！
時は少し遡って、アメリカが中国と別れる頃
アメリカ
中国
我はここで死ぬわけにはいかないアルからな
アメリカの背中を見送ると、中国は異形ポーランドに向き合う
中国
中国
ヒュッ
ザクッ
中国は異形ポーランドに話しかけたが、異形ポーランドはそれを無視して中国に生成した棘を投げつけた
中国は横に飛んで棘を避ける
攻撃を避けた直後の中国に、異形ポーランドは飛びかかる
中国は軽い身のこなしで避け、背後に回ると頭を押さえ、異形ポーランドを地面に拘束した
異形ポーランド
中国
中国
異形ポーランド
異形ポーランドは拘束を振り払い、中国の腕を掴む
いったいどんな握力をしているのか、掴まれた腕はミシミシと悲鳴を上げる
ガンッ
腕を折られる前にと中国は頭突きを食らわす
頭突きによって背後に押し出された異形ポーランドは背中から倒れ込む
中国
中国
頭突きの際に額が割れたようで、血が顔を流れ落ちる
中国
中国
異形ポーランド
答える気はないということか…
質問に答えずただ歯を鳴らし、棘を生み出して突進してくる異形ポーランドを見て中国は対話を諦める
中国
中国
顔面に膝蹴りを入れ、次に腹に蹴りを打ち込んだ
コイツがポーランドだろうと、そうでなくとも…
この我にアメリカが逃げるための手伝いをさせた事が非常に癪に障る
それだけでコイツは死罪だッ！！
中国は異形ポーランドの顔面に再び蹴りを打ち込む
異形ポーランド
中国
『国力』を練り、飛刀を何本も作り出す
腕を前に突き出すと、飛刀は一斉に異形ポーランドに向けて飛んでいく
異形ポーランドは大量の飛刀が刺さり、針山に似た姿に成り果てるかと思われた
が、そうなる前に飛刀の軌道から消え失せた
飛刀はターゲットが居なくなったことにより、地面に突き刺さる
中国
中国
ならば、我も中央に…
異形ポーランド
いつの間に背後に…！？
この自分が気づかないうちに背後に回られていたことに衝撃を受ける
異形ポーランド
中国
ゾワリとした感触が背中を撫でる
本当に何アルかコイツ…
気味が悪い…
どうやって我の背後へ…？
ジャキン
異形ポーランドは背中から棘を出し、ハリネズミのような姿へ変貌する
まだ戦えるのか…？
あれだけ攻撃したのに…
やはりコイツは危険だ
野放しにできない
かといって、コイツが死ぬまで殴り続けるのはいつまでかかるのか分からない以上、現実的ではない
これ以上戦うのは危険だ
時間は十分稼いだ…
今、我がやるべきことは
生きて中央に…
異形ポーランド
中国は屈んで異形ポーランドからの攻撃を躱すと、バックステップで距離を取った
十分に距離を取った中国は異形ポーランドに背を向けると、『国力』を足に込めて高く跳躍する
異形ポーランド
異形ポーランドは背中から生えた棘を一本抜き、空中の中国へ投擲する
グサッ
中国
投擲された棘は、中国の足に深々と突き刺さる
中国
それでも中国は足を止めず、ひたすらに進み続け、異形ポーランドを撒いた
ヨーロッパ北部
中国
中国
足に突き刺さった棘を睨みつけて呟く
中国
中国は呼吸を整えると棘に手をかけ、引き抜いていく
ずぷぶぶぶ
歯を食いしばり、痛みを耐える
ズポ
棘を完全に抜いた後、服の一部をちぎりキツく足に結びつけて止血した
中国
一連の作業が終わった中国は木に寄りかかって脱力する
なんとか逃げ切れた…
いや、まだ安心してはいけない
だいぶ距離を離したが、アイツがまたいつ現れるか分からない
今頃アメリカも中央に着いているハズ…
我も急いで中央へ向かわなければ…
木を支えにして立ち上がる
足の傷も再生してきた、中央までは行けるだろう
ズキンッ
突如、足に痛みが走った
中国は立ち上がったそばから地面にへたり込む
中国
中国
中国
痛みの正体を知るために、足へと視線を向けた
足には何本も棘が刺さっており、異形ポーランドが作り出した棘と同じ物だった
中国
中国
中国は絶叫する
何故なら、撒いたはずの異形ポーランドが直ぐ側に立っていたからだ
異形ポーランド
中国
中国
中国
中国
異形ポーランドは一歩一歩と中国に近づいていく
中国
だがしかし、異形ポーランドは止まる気配を見せない
中国
動かない足を引きずって距離を取ろうとする中国
中国
中国
中国は助けを呼ぶが、静まり返ったこの森に虚しく声が響くだけだった
ここで死ぬわけにはいかないのに…！
伸ばした手を棘が貫く
背中、腕、足と棘が突き刺さっていく
我は…！
そして最後に、頭を貫いた
ザシュッ
異形ポーランド
異形ポーランドは、中国が事切れたことを確認すると『もう興味はない』とばかりに立ち去っていったのだった
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ