羽瑠
モブ女1
夕空
モブ女2
私が声を掛けると全員驚いた顔になる
羽瑠
ゆっくり近づき
と、鋭く言うと
モブ女3
などと言い返してきた
羽瑠
羽瑠
図星だったのかモブ女達は
モブ女1
顔を真っ赤にして去っていった
夕空
すると夕空ちゃんがお礼を言ってきた
羽瑠
羽瑠
夕空ちゃんは優しすぎる
少しは怒らないとああやってまた言ってくる
夕空
夕空
そしていつものように褒めてくれる夕空ちゃん
...こういうところに惚れたんだろうね
羽瑠
そう言って去ろうとした時
ドサッ
後ろで倒れた音がした
羽瑠
振り向くと夕空ちゃんが倒れていた
羽瑠
慌てて夕空ちゃんに駆け寄る
夕空
そう言うと夕空ちゃんは気を失った
羽瑠
私は夕空ちゃんを姫抱きしてそのまま保健室へと走った
ガラッ
羽瑠
先生
先生
羽瑠
先生に事情を説明し、夕空ちゃんをベットに寝かせた
先生
先生
そう言って先生は立ち上がり
先生
と、言い保健室を出ていった
羽瑠
焦った...
本当に焦ったので少しホッとしていると
ガラッ!
勢いよくドアが開いた
羽瑠
マイキー
どうやら夕空ちゃんが倒れたのを聞き付けて来たのか焦った顔で入ってきた
羽瑠
そうマイキーに言うと
マイキー
安心したのか優しい顔になるマイキー
羽瑠
私も倒れたらこんな風に心配してくれるのかな
なんて、思ってしまう
羽瑠
なんだかこんなことを思う自分が嫌になってマイキーにそう言い保健室を出た
少しトイレで自分の気を直し保健室のドアへと手を掛けた
ガラッと開けると
マイキー
チュッ
ドアを開ける音と共にリップ音が響いた
羽瑠
私が見た光景はマイキーが寝ている夕空ちゃんに唇を重ねているところだ
マイキー
私がいることに気がついたのか慌てて近寄ってきた
マイキー
何が違うんだろう
ひどいよ
羽瑠
羽瑠
なんて微笑みながら言った
マイキー
でもきっと今の顔は酷く歪んでいると思う
羽瑠
この場に居るのが嫌になって保健室を抜け出した
マイキー
マイキーが何か言ったようだが今の私には耳を傾けることすら出来なかった
マイキーが夕空ちゃんを好きな事なんて誰もが知ってる
でも、少しくらいは私を見てくれたっていいじゃん
マイキーが夕空ちゃんに愛を注いでいくのと一緒にで
私の愛はどんどん重くなっていく
コメント
2件
いつも最高すぎます😭次も頑張ってください!!