碧斗
本編どうぞ
ナック
私も本音はムーくんのおっしゃる通りだと思います
ナック
しかし、
人というのは感情的な生き物です。
どうしても、
粗の方に目が行ってしまうのですよ
人というのは感情的な生き物です。
どうしても、
粗の方に目が行ってしまうのですよ
アモン
オレたちは、
危険を冒して住人を守ってるっすけど……。
それに感謝してくれる人なんて、
ほとんどいないっすよ
危険を冒して住人を守ってるっすけど……。
それに感謝してくれる人なんて、
ほとんどいないっすよ
碧斗
執事たちが可哀想だ……。
身勝手な考え方だな……
身勝手な考え方だな……
ナック
主様にそう言っていただけるだけで我々執事は救われます
ナック
さて、そういう理由もあるのであまり街に長居はしたくありません。
早いところ買い物を済ましてしまいましょう
早いところ買い物を済ましてしまいましょう
一時間後
ナック
ふぅ……。
これでだいたい必要な物は揃いましたでしょうか?
これでだいたい必要な物は揃いましたでしょうか?
アモン
ハウレスさんに渡されたメモにあるものは、
これで全部っすね
これで全部っすね
ムー
美味しそうな食材がたくさん買えました!
ナック
主様、
最後に私は少し銀行に行って参ります。
屋敷の経理で提出する書類がございますので。
少々こちらでお待ちいただけますか?
最後に私は少し銀行に行って参ります。
屋敷の経理で提出する書類がございますので。
少々こちらでお待ちいただけますか?
碧斗
嗚呼
ナック
ありがとうございます。
それではアモンくん、
主様を頼みましたよ
それではアモンくん、
主様を頼みましたよ
アモン
了解っす
ムー
そういえばアモンさん。
さっきの花屋さん、
見に行かなくていいんですか?
さっきの花屋さん、
見に行かなくていいんですか?
ムー
さっき街中で花屋を見かけたとき……。
凄く気になった様子で見てましたよね!
凄く気になった様子で見てましたよね!
アモン
ムー……。
意外とそういうところ気がつくんすね
意外とそういうところ気がつくんすね
アモン
でも、大丈夫っすよ。
今回は主様も一緒っすから、
我慢するっす
今回は主様も一緒っすから、
我慢するっす
碧斗
少しだけ見に行くか?
我慢しなくていいぞ。
我慢しなくていいぞ。
アモン
えっ?
い、いいんすか主様?
い、いいんすか主様?
碧斗
嗚呼
ムー
アモンさんは本当にお花が好きなんですね
アモン
そうと決まればちゃちゃっと見に行きましょう!
ナックさんが帰ってくるまでに、
ここに戻らなくちゃなんで!
ナックさんが帰ってくるまでに、
ここに戻らなくちゃなんで!
ザッ……ザッ……(花屋まで行く。)
アモン
やっぱり綺麗っすねこの薔薇!
黄色と赤が混ざった品種なんて初めて見たっす。
薔薇の棘も大きくてたくましい……。
なんて名前の品種なんすかね~
黄色と赤が混ざった品種なんて初めて見たっす。
薔薇の棘も大きくてたくましい……。
なんて名前の品種なんすかね~
碧斗
本当に薔薇が好きだな。
昔から花に興味があるのか?
昔から花に興味があるのか?
アモン
そりゃあもう、
花のことはずっと好きっすね。
なんかこう心を惹きつける魅力が……
花のことはずっと好きっすね。
なんかこう心を惹きつける魅力が……
知らない男
おい……。
あんた……
あんた……
アモン
ん……?
なんすか?
なんすか?
知らない男
お前……悪魔執事だな?
アモン
だったら、
なんすか……
なんすか……
知らない男
おい、
こいつを連れて行け……
こいつを連れて行け……
アモン
は?
いきなりなんだってんだよ?
いきなりなんだってんだよ?
ガシッ
アモン
はぁ!?
ちょっと待て!放せよ!
ちょっと待て!放せよ!
知らない男
そっちのやつとその猫も連れていくぞ
ガシッ
碧斗
離せやお前ら!
暴力はやめろや!
暴力はやめろや!
知らない男2
静かにしろ!
ムー
と、突然なんですか!
あなたたちは!
あなたたちは!
アモン
お前ら、もし主様になんかしたら……。
ただじゃ済まさねぇからな!
ただじゃ済まさねぇからな!
知らない男
うるせぇ、黙ってろ!
ドゴッ
アモン
グッ……
ムー
ア、アモンさん!
アモン
こ、これぐらいなんてことないっす主様……。
オレのことは放っておいて、
早くナックさんに助けを……
オレのことは放っておいて、
早くナックさんに助けを……
知らない男
ごちゃごちゃうるせぇ!
碧斗
きりわりーけど今日は、ここまで。
碧斗
次回だ
碧斗
バイバイ(^_^)/~~